...卜二宅麻渓一七値レ秋霜餘老樹擁二西楼一笑吾十日間中課掃レ葉曝レ書還レ裘荷風ノ書ト漢詩ハサシテ巧ミデハナイケレドモ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...すでに斯うして武装した軍隊を見ると秋霜凜冽(しゅうそうりんれつ)...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...俳句季寄(きよせ)の書には秋霜(しゅうそう)の題を設くといへども...
正岡子規 「俳諧大要」
...実に秋霜烈日の如き威光であった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...秋霜(シュウソウ)己レヲ持ス――の態を心がけても...
吉川英治 「上杉謙信」
...彼の秋霜のような眼光...
吉川英治 「三国志」
...秋霜厳烈!それを目に見...
吉川英治 「三国志」
...秋霜のようなきびしさがあった...
吉川英治 「三国志」
...その大塔ノ宮が一山の僧兵を指揮する秋霜(しゅうそう)烈日ぶりや...
吉川英治 「私本太平記」
...秋霜(しゅうそう)のごときものがある...
吉川英治 「私本太平記」
...秋霜(あきしも)の下(お)りた山国のあさは...
吉川英治 「神州天馬侠」
...今なお士気は凛々(りんりん)秋霜のごときものを示している...
吉川英治 「新書太閤記」
...秋霜(しゅうそう)の軍令と...
吉川英治 「新書太閤記」
...秋霜凛烈(しゅうそうりんれつ)はもとより軍紀の骨胎(こったい)だが...
吉川英治 「新書太閤記」
...こういう秋霜の気が活(い)かされるのも...
吉川英治 「新書太閤記」
...剣という秋霜(しゅうそう)の気が...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...だが今日残っている彼の画は、老梅の花とも、秋霜の菊華とも、気品のたかさゆかしさ、称(たた)えようもないではないか...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...秋霜(しゅうそう)のように...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索