...淡薄(たんぱく)たる秋花(あきはな)の木(こ)の間(ま)に...
芥川龍之介 「るしへる」
......
内田魯庵 「八犬伝談余」
...月の秋花の春立つあしたかな 宗祇というのは連歌の発句でありますが...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...すゝき、はぎ、そしてききようやあざみや、名も知らぬ秋花...
種田山頭火 「行乞記」
...薄暗いその中庭に咲いている秋花のさびしさ...
永井荷風 「十九の秋」
...まだ苗であった秋花は霜枯れた其茎さえ悉く刈去られて切株を残すばかりとなっていた...
永井荷風 「百花園」
...秋花ハ惨淡トシテ秋草ハ黄ナリ...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...眼をあけて見るとけんどんの上に秋花が持つて来てくれてあつた...
北條民雄 「続重病室日誌」
...味至テ辛ク可食偶々浅瀬ニアツテ擡起スレバ秋花アリ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...鶏血(けいけつ)の秋花梨(かりん)の梢(こずえ)に白い花がうごく...
吉川英治 「江戸三国志」
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