...授業中に私語をすると先生に怒られる...
...会議中は他の人の発言を邪魔しないように私語は慎みたい...
...教室での私語は控え、勉強に集中すべきだ...
...社内での私語がうるさくて集中できない...
...私語が原因で試験中に先生に注意された...
...新な期待に蘇ってひそかな私語の声さえ起った...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...『仏蘭西(フランス)の女!大佐さん(ムシウ・カアネル)!』モハメッドのために!モハメッドのために!と祈るように私語(ささや)くのは...
谷譲次 「踊る地平線」
...きっとですよ」と私語(ささや)くように言った...
田山花袋 「田舎教師」
...重右衛門の最後の必ず好くないといふ事を私語(さゝや)き合つたのである...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...彼女が最前公爵の兄と弟について自分に私語したようなあのような猛烈な調子は...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...にやにやしながら私語(ささや)いた...
徳田秋声 「縮図」
...私語私筆することとならざるを得ない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...もっとも私語というものもあって之は自分だけに聞えるもので...
戸坂潤 「私の見た大学」
...この五六人の折助連が私語(ささや)きながらこっちへ近づいて来ることも気がつきません...
中里介山 「大菩薩峠」
...庭(には)の四本(ほん)の青竹(あをだけ)に長(は)つた繩(なは)の赤(あか)や青(あを)や黄(き)の刻(きざ)んだ注連(しめ)がひら/\と動(うご)きながら老人等(としよりら)と一(ひと)つに私語(さゝや)くやうに見(み)えた...
長塚節 「土」
...自分の隣に坐っていたお重が「大兄さんの時より淋しいのね」と私語(ささや)いた...
夏目漱石 「行人」
...或ハ隣房ノ人ニ私語セリ...
成島柳北 「祭舌文」
...喃々(なんなん)私語(しご)する貴婦人達を叱(しった)して...
野村胡堂 「楽聖物語」
...低声(こごえ)で私の耳に私語(ささや)いた...
平林初之輔 「動物園の一夜」
...ベラ・キスは魔法を使うのだとひそひそ私語(ささや)き合っている...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...私語(ささめき)も...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...私語騒然(しごそうぜん)としていた者が...
吉川英治 「新書太閤記」
...死すともできません」あとは座中、私語騒然と、思い思いな声や囁(ささや)きになってしまった...
吉川英治 「新・水滸伝」
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