...私共はその案件について話し合う必要があります...
...私共は今後も協力していきましょう...
...私共の意見が一致しない場合は、別の方法を探りましょう...
...私共のチームは優勝した!...
...私共にはその問題に対する解決策があります...
...今にも私共の頭上をさして落ちかかるかと思うばかり...
芥川龍之介 「邪宗門」
...で大変私共も気を揉(も)んだのですが...
大阪圭吉 「闖入者」
...エツコサンに私共や取り分け子供達からよろしくとお伝え下さいませ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...以後私共に近寄れないようにしようかとも思っていますが...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...いよ/\私共も粕谷の土になるにきめました...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...私共に代って貧乏籤(びんぼうくじ)をひいてくれた下曾根さんは...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その責任を私共の血で贖います...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...私共は、子供の恐ろしい親指を離れた蝶々のやうな熊野の自由を眺めて、自分共の心も晴れ渡つたやうに感ずる……私共は熊野が上幕の後へかくれて見えなくなつた時、始めて緊張して強張つた両方の肩が、急に楽になるやうに感ずるのである...
野口米次郎 「能楽論」
...然るに私共の求めてゐたものは...
萩原朔太郎 「愛の詩集」
...舊石器時代室(きゆうせつきじだいしつ)(イ)舊石器(きゆうせつき)の種類(しゆるい)第二十一圖 原器と舊石器この室(しつ)にはひつて私共(わたしども)は...
濱田青陵 「博物館」
...私共の恋の本体はいつも性慾だ...
二葉亭四迷 「平凡」
...第二の精霊 アポロー殿が上機嫌になりゃ私共までいや...
宮本百合子 「葦笛(一幕)」
...私共芸術を愛する者は...
宮本百合子 「外来の音楽家に感謝したい」
...私共はたで何だか合点ゆかぬものあり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...可能な時間と私共の話しかたとの関係は同じような条件でつづくわけですから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
......
室生犀星 「愛の詩集」
...御乗車御出発を御見送り申上候私共にとりても...
山本禾太郎 「仙人掌の花」
...――もっともこの巻物の祟りと申しますのも久しい事出ませんので、私共も、どんな事か存じません位で御座いますが……何でもあの巻物は、向うに屋根だけ見えております……あの如月寺(にょげつじ)というお寺様の、御本尊の腹の中に納っておりましたものだそうで、それを見ますと、呉家の血統の男に生れたものならば、きっと正気を取り失いまして、親でも姉妹(きょうだい)でも、又は赤の他人でも、女でさえあれば殺すような事を致しますのだそうで、その由来(ことわけ)を書いたものが、あのお寺にあるとか……ないとか云うておるようで御座いますが……その巻物が、どうして若旦那様のお手に這入りましたものか不思議と申すほか御座いません...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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