...しばしば売れ行きは活き活きとした秀でた緑色に依存していて...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...秀でた鼻の下には...
石川啄木 「鳥影」
...恐らく此の点に於ては世界に秀でたる国であらうと思ふのです...
井上準之助 「最近欧米に於ける財政経済事情」
...秀でたる鑑賞家は...
高浜虚子 「俳句への道」
...――特に秀でたる諸將ら槍に矢に打たれ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...錯誤は秀でたる弾丸である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それで地方官などをしてさういふことに秀でた人を...
内藤湖南 「近代支那の文化生活」
...その秀でた顔面には...
橋本五郎 「自殺を買う話」
...空想ばかりに秀でた人たちは...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...僕はいつもその稻子さんの秀でた額(ひたひ)を思ひ出すやうになりました...
堀辰雄 「二人の友」
...秀でた眉が、心持悲しく慄えていた...
正岡容 「小説 圓朝」
...このわたりの畑もつはものどもが住みし夢の名残なるものを今は桑の樹ばかりぞ秀でたると一つ/\に指さす...
正岡子規 「かけはしの記」
...それに依ると彼には十人の秀でた手下がありその下には尚無数の手下がある...
村山槐多 「殺人行者」
...作に於ては秀でた民衆である...
柳宗悦 「雑器の美」
...彼らはその秀でた作物に名を刻んだ事があるでしょうか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...秀(ひい)でた者は秀でたままに...
柳宗悦 「民藝四十年」
...――それは筋骨の秀でた逞(たくま)しい...
山本周五郎 「思い違い物語」
...もっと秀でた天稟(てんぴん)を持って生れていると思っている...
吉川英治 「宮本武蔵」
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