...太い眉の秀でたのと...
泉鏡花 「悪獣篇」
...」]眉の秀でた、ただその口許(くちもと)はお妙に肖(に)て、嬰児(みどりご)も懐(なつ)くべく無量の愛の含まるる...
泉鏡花 「婦系図」
...其の弁舌の秀でたる...
宇田川文海 「松の操美人の生埋」
...「諸君の秀でたる技倆と...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...この人殺し奴!」腕力に秀でた巡査は...
海野十三 「人間灰」
...例えば数学的に秀でた頭脳が必ずしも歴史的感覚に於て優れず...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...秀でたところを持っている...
野村胡堂 「胡堂百話」
...体術と据物斬に秀でたという...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その秀でた顔面には...
橋本五郎 「自殺を買う話」
...――その間から並ならず秀でた額(ひたい)がおりおり全く明るい象牙色(ぞうげいろ)をして閃き現われる...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...僕はいつもその稻子さんの秀でた額(ひたひ)を思ひ出すやうになりました...
堀辰雄 「二人の友」
...このわたりの畑もつはものどもが住みし夢の名残なるものを今は桑の樹ばかりぞ秀でたると一つ/\に指さす...
正岡子規 「かけはしの記」
...秀でた優しい額からうしろへかき上げられて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「悩みのひととき」
...そろえた膝と小さな足――こまかいことを考えることに秀でた頭には...
室生犀星 「みずうみ」
...一芸一能に秀でた稀有の人物で極度の不幸に沈める人々を貧窮から救うために用いたいものだと...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...秀(ひい)でた者は秀でたままに...
柳宗悦 「民藝四十年」
...大身の者の子だろう、秀でた相貌だし、着ている物もりっぱだった...
山本周五郎 「雪の上の霜」
...況(いはん)やすべて秀でたる父祖の美風を継げる民...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
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