...(授賞席順)金牌 大原の露 下村観山銀牌 雪中放鶴 菱田春草木蘭 横山大観花ざかり 上村松園秋風 水野年方秋山喚猿 鈴木松年秋草 寺崎廣業水禽 川合玉堂恩師鈴木松年先生が...
上村松園 「作画について」
...俺が朋輩の家禽(にはとり)や牛馬(うしうま)の夥伴(なかま)では...
内田魯庵 「犬物語」
...例えば岩崎文庫所蔵の未刊藁本(こうほん)『禽鏡』の(本文は失明以前の筆写であっても)失明の翌年の天保五年秋と明記した自筆の識語を見ても解る...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...このあたりでは鳴かない怪禽(かいきん)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...人影一つなかった……ふなべりを猛禽や渡鳥がかすめた...
服部之総 「汽船が太平洋を横断するまで」
...この教えはわずかに人をして禽獣に劣ることなからしむるのみ...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...相互いに隔てなくして可愛がるとまでにては未だ禽獣と区別するに足らず...
福沢諭吉 「日本男子論」
...獵禽(とり)の翼や足を縛つたり...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...就中(なかんずく)『贅弁』には神徳高き大神を如何ぞ禽獣とすべけんやと詈り居る...
南方熊楠 「十二支考」
...諸禽獣をして相融和して争闘するなからしめ...
南方熊楠 「十二支考」
...僕には臍がないうたの議論のやかましやさてみなさま商標に御注意あれ巷間に贋物あり写生冬至老婆は空気枕のやうに軽い居睡りながら笑つてゐる夕暮しんとした山から大きな木の葉が落ちて来る月蛙のやうに啼いてゐる水禽さく さく と...
三好達治 「測量船拾遺」
...僕も今度朝早く飼禽場(しきんじょう)へ往(い)って胸の膨(ふく)らんだ肋骨(ろっこつ)の尖って肛門の締った足の黄(きいろ)い若鶏(わかどり)を買って来て家で料理してみよう...
村井弦斎 「食道楽」
...フスマは現在は家禽(かきん)などにやってしまうけれども...
柳田國男 「食料名彙」
...家苑(かえん)の小禽(ことり)すら啼(な)かなくなってしまいました...
吉川英治 「三国志」
...曹操が生きてゆくほど大になろう!」秘勅(ひちょく)を縫う一禁苑(きんえん)の禽(とり)は啼いても...
吉川英治 「三国志」
...偉大(いだい)なる猛禽(もうきん)のつばさが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「あ! ……あれは山千禽(やまちどり)! 山千禽……の曲」松の根方(ねかた)にもがいていたお綱は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...山千禽(やまちどり)「よし...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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