...豆のような小禽とはいうものの枳殻(からたち)の実ほどはある...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...禽獣(きんじゅう)の世界だ”“今に...
海野十三 「洪水大陸を呑む」
...五千年間は禽獣と等しき...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...(XI 771)339 Μεροπο(禽獸と異に言語明瞭の意)...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼曰く、「昇平日久しく、苟(いやし)くも決死の徒二、三あらんか、彼(か)の横剣荷槍の儀衛は、禽奔獣散せん」...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...もう自由でなくなって禽獣(きんじゅう)に等しくなる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...禽獣の行いあらば...
蜷川新 「天皇」
...小禽(ことり)のさへづりを聴いたり...
林芙美子 「浮雲」
...豚や家禽を殺したり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...禽畜を誘致して和順の意〉...
南方熊楠 「十二支考」
...禽(とり)はしきりと高音(たかね)を張りあげていた...
吉川英治 「上杉謙信」
...人気もない山中の禽(とり)の声を聞きながらであった...
吉川英治 「鬼」
...小禽(ことり)ばかり飼い遊んでいて何とする! ちと...
吉川英治 「新書太閤記」
...名知らぬ南方の小禽(ことり)を黄金(こがね)の鳥籠に入れたものと...
吉川英治 「新書太閤記」
...全国から木石禽獣(きんじゅう)の珍奇をあつめ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...無数の小禽が群れ下りて...
吉川英治 「源頼朝」
...生(なま)の小禽(ことり)だの...
吉川英治 「宮本武蔵」
...それではここで……」小禽(ことり)の声...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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