...この頃聖(サン)アントニオの禳(はらひ)を受けたり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...わが肉より禳(はら)ひ給ひし豕(ゐのこ)を見いづ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...此の市立(いちたて)には禳災(やくはらひ)と稱し...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...牲(にえ)を供えて禳(はろ)うた...
田中貢太郎 「青蛙神」
...厄病禳(やくびょうばら)いする村もある...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...災疫を禳(はら)い除くと信ぜらるるに同じ...
南方熊楠 「十二支考」
...追々は徹夜大浮れに宴遊して邪気を禳(はら)うとしたらしく...
南方熊楠 「十二支考」
...鶏を宮および百司の門に磔(たく)し以て悪気を禳(はら)う...
南方熊楠 「十二支考」
...千住の飛鳥(あすか)の社頭で毎年四月八日に疫癘(えきれい)を禳(はら)う符というを出すに...
南方熊楠 「十二支考」
...禳(はらい)をなさらないのですか...
吉川英治 「三国志」
...星を祭り天を祷(いの)る禳の法があるではございませんか」「おお...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう?隅