...わたしは東京の學生や青年達と共に田中翁を擁して防禦戰に赴くことに決定しました...
石川三四郎 「浪」
...小銃は攻撃よりも防禦に適する点が多い...
石原莞爾 「最終戦争論」
...大都市の如き大目標防衛のための地上よりする防禦戦闘は...
石原莞爾 「最終戦争論」
...こういう禍(わざわい)を未然に禦(ふせ)ぐ事が出来たに相違ないが...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...全然防禦の方法が無い事に氣が付いた...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...防禦の方法として...
高木敏雄 「比較神話学」
...猫(ねこ)が死人(しにん)を越(こ)えて渡(わた)ると化(ば)けるといつて杼(ひ)は猫(ねこ)の防禦(ばうぎよ)であつた...
長塚節 「土」
...当時村田は自身防禦(ぼうぎょ)の為(た)めに攘夷の仮面(めん)を冠て居たのか...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...本能的な自己防禦...
北條民雄 「道化芝居」
...勿論自殺防禦のためで...
北條民雄 「間木老人」
...防禦軍を指揮せんがために戦場に赴(おもむ)こうとしたが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...プリニウスはいわくバレアリク諸島に熟兎夥(おお)くなって農穫全滅に瀕しその住民アウグスッス帝に兵隊を派してこれを禦(ふせ)がんと乞えりと...
南方熊楠 「十二支考」
...碩学高僧真面目にこれを禦(ふせ)ぐ法を論ぜしもの少なからず...
南方熊楠 「十二支考」
...言葉の内容も佐々が攻撃的であればあるほど彼は防禦的であるが...
三好十郎 「肌の匂い」
...しかるに近頃の研究で甲状腺は全く食物の中毒作用を防禦(ぼうぎょ)する大効能がある事を発見した...
村井弦斎 「食道楽」
...防禦(ぼうぎょ)の方法が全く無いんだからね...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...そこを正面防禦の中心として...
吉川英治 「私本太平記」
...かたく連鎖(れんさ)防禦を布(し)き...
吉川英治 「私本太平記」
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