...2 防禦威力の強大戦争に於ける強者は常に敵を攻撃して行き...
石原莞爾 「最終戦争論」
...3 国土の広大攻者の威力が敵の防禦線を突破し得るほど十分であっても...
石原莞爾 「最終戦争論」
...それに応じて防禦兵器もまた進歩するから...
石原莞爾 「最終戦争論」
...先の日に石や土俵を積んで防禦した...
伊藤左千夫 「水害雑録」
...自己の投資に対する利益を自ら保護し防禦(ぼうぎょ)するに相違ない...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...何の防禦用意もない担夫に向って一斉に突撃が試みられた! それから椅子を梯子にして...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...とても防禦は仕終(しお)おせない...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...右手当向併に海岸防禦之儀...
直木三十五 「南国太平記」
...防禦力が零(ゼロ)である...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...確乎たる防禦を有つてゐるわけである...
平田禿木 「趣味としての読書」
...それを防禦することさへ出來ないと思つてゐるらしかつた...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
...勝負は小勝負九度を重ねて完結する者にして小勝負一度とは甲(こう)組(九人の味方)が防禦(ぼうぎょ)の地に立つ事と乙(おつ)組(すなわち甲組の敵)が防禦の地に立つ事との二度の半勝負に分るるなり...
正岡子規 「ベースボール」
...不断の防禦と復讐とを余儀なからしめる...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...盗人防禦(ぼうぎょ)にもっとも適すると同義らしいが...
南方熊楠 「十二支考」
...状には――三月初旬(しよじゆん)このかた新田金吾(義貞)ノ大将当城(白旗城)を取籠(とりこめ)防禦おこたりなしと雖(いへど)も兵糧...
吉川英治 「私本太平記」
...防禦に強制された成政の下級兵や一般庶民の中には...
吉川英治 「新書太閤記」
...防禦に当っている兵も...
吉川英治 「日本名婦伝」
...市民はその日防禦するにはしたが...
和辻哲郎 「鎖国」
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