...敵の防禦陣地を突破することができないで...
石原莞爾 「最終戦争論」
...防禦威力の増加は...
石原莞爾 「戦争史大観」
...敵を一歩も入らせないなどという完全な防禦は...
海野十三 「空襲下の日本」
...われは適確なる防禦を未だに持っていないではないか」大統領「適確なる防禦法は...
海野十三 「諜報中継局」
...防禦は傍に立っている取次を見た...
田中貢太郎 「金鳳釵記」
...そんな事を言ってるだろう」防禦は怒ってしまった...
田中貢太郎 「金鳳釵記」
...上海の上空は一層無防禦で各種のラジオ放送が自由に流れこんでくる...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...小邦有禦敵之圖...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...因※(いんう)将軍公孫敖(こうそんごう)が西河(せいが)・朔方(さくほう)の辺で禦(ふせ)いでいる(陵(りょう)と手を分かった路博徳(ろはくとく)はその応援に馳(は)せつけて行ったのだが)という敵軍は...
中島敦 「李陵」
...近頃は正当防禦(ぼうぎょ)のために...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...いつたい何の目的で少しも防禦力のない二人の女を殺害したのか? 一方...
南部修太郎 「死の接吻」
...然し今後は此種の爆撃に対しては凡ゆる防禦手段が講ぜられるであろうから...
仁科芳雄 「原子力の管理」
...――かう見えても拙者は若い女と岡つ引は嫌ひでな」檜木風之進は先づ防禦の第一線を張るのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...言葉の内容も佐々が攻撃的であればあるほど彼は防禦的であるが...
三好十郎 「肌の匂い」
...本能的に防禦のかたちに振り向けた……つり上った眸子(ひとみ)と...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...沿海の防禦にそなえておりまする...
吉川英治 「私本太平記」
...どこの防禦陣地にも付かず...
吉川英治 「私本太平記」
...どうしても防戦防禦を専らとするしか方針も立たなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
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