...福運が舞い込んできたみたいでうれしい...
...彼女は福運を引き寄せる人だと評判です...
...今年の福運はどうだった?(願いが通じ、良い運があったか尋ねる)...
...福運を祈願するお守りを手に入れた...
...真面目に働いているのに福運がない...
...そして天からさずかった福運は絶対に自分のものとすること...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...よくよく福運の無い家と見える...
太宰治 「新釈諸国噺」
...福運には恵まれなかった...
太宰治 「竹青」
...それはそれはていちょうにして粥川にいたときよりももっと大名式に暮らせるようにしてあげるとけっこうずくめの話でござりましたので兄はのりきになりましてやっぱりそなたには福運がついてまわっている...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...自分の福運(うん)を只夢を見ていたのだ...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...来月から実によい福運にあなたは向います……...
豊島与志雄 「文学以前」
...悲運(ひうん)な者(もの)にめぐつてくる時(とき)ならぬ福運(ふくうん)...
南部修太郎 「夢」
...当日の一番当り千両の福運のある札ですから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三十両の福運にありついた人達の喜びを尻目に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その宝石は最も有効に自分の福運を護ってくれる...
野村胡堂 「呪の金剛石」
...呂昇には三十を越してからやっと福運がめぐって来たのである...
長谷川時雨 「豊竹呂昇」
...ベリイルランメール島ソーゾン村長一〇、子供は家の宝、福運の基...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...この家にはさっぱり福運らしいものが訪れない...
矢田津世子 「茶粥の記」
...一年の福運を約諾(やくだく)したまうべき神々がそれであった...
柳田国男 「雪国の春」
...この福運はこれで断ち消えになったも同様である...
横光利一 「夜の靴」
...王婆さんには思いがけない福運の春告鳥(はるつげどり)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...彼は意外な福運に相好(そうごう)をくずしていたが...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...予期せざる福運を授けてもらったという次第なんです...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
便利!手書き漢字入力検索