...塔之澤の福住(ふくずみ)に着いて女中に案内されるまゝ座敷へ這入ると...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...水害のため福住は浪(なみ)に押し流され...
夏目漱石 「思い出す事など」
...福住九歳上宿也...
野村胡堂 「胡堂百話」
...仁徳天皇の御代に山(やま)ノ辺(べの)福住(ふくずみ)の氷室の氷を朝廷に奉(たてまつ)って以来...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...石の館とあるので川に臨んだ福住の二階らしい...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...湯本の福住の二階から哈爾賓の雪が見えるかどうか一つ覗いて見ませうといふ程の心であらうか...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...やはり早川に臨んだ福住の二階座敷の歌である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...塔之沢福住へ落ちつく...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...)湯元の福住九蔵の家に投宿す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...)暮合(くれあひ)福住を出で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」松万は榛軒を福住に訪うた知人である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
......
柳田國男 「地名の研究」
...福住の主人だの春日の女将だの...
吉川英治 「忘れ残りの記」
便利!手書き漢字入力検索