例文・使い方一覧でみる「疎か」の意味
スポンサーリンク...世間の事に疎かつたので... 
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...世情に疎かった事は...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...この人はおもひしよりも耳疎かりき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...一方を疎かにする弊に陥りかねないのであります...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...それほど写生に疎かつた写実であつた...
田山録弥 「明治文学の概観」
...科学と技術や社会生活との関係は疎か...
戸坂潤 「思想としての文学」
...自分は佐治君に疎かつた...
長塚節 「教師」
...馬鹿な日を送つたので疎かになつた仕事を取り返すべく...
牧野信一 「熱い風」
...疎かに使はれては迷惑千万だ...
牧野信一 「Ｓ・Ｉ生へ」
...この頃僕は次第に疎かになるかたちだが...
牧野信一 「エハガキの激賞文」
...彼は常々学業を疎かにして魔術にのみ現を抜かし...
牧野信一 「鬼の門」
...疎かな様子を見せぬために一寸と首を傾けて...
牧野信一 「毒気」
...その為に英語のほんとの勉強を疎かにして今もつて初歩英語以上の知識は備はらず...
牧野信一 「吾家の随筆」
...先生自己が理財に疎かつたことは勿論であるが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」「柏軒先生は金銭の事に疎かつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しかし此錯誤は当時交の疎からざるものと雖も...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...物を疎かに扱ふ心は...
柳宗悦 「和紙の美」
...その他の大事件に疎かったらしいのは...
柳田国男 「雪国の春」
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