例文・使い方一覧でみる「禎」の意味

...その次に残された下村観山君だの溝口禎次郎君などが第二期になります...
板谷波山「美術学校時代の岡倉先生」

...片山禎輔はいつもの定り文句を機械的に口から出して... 片山禎輔はいつもの定り文句を機械的に口から出しての読み方
豊島与志雄「野ざらし」

...昌作が少し使いすぎて余分な金を貰いに来るような時にでも――（そんな時禎輔は別に小言も云わずに金を出してやった）――今迄に余りないことだった... 昌作が少し使いすぎて余分な金を貰いに来るような時にでも――――今迄に余りないことだったの読み方
豊島与志雄「野ざらし」

...禎輔を尊敬していただけに... 禎輔を尊敬していただけにの読み方
豊島与志雄「野ざらし」

...禎輔のそうした様子の方へ... 禎輔のそうした様子の方への読み方
豊島与志雄「野ざらし」

...もう一人は岩元禎先生である... もう一人は岩元禎先生であるの読み方
堀辰雄「二三の追憶」

...萩原禎助のごとき有力家でさえも... 萩原禎助のごとき有力家でさえもの読み方
三上義夫「文化史上より見たる日本の数学」

...丹野禎子という友達たちと... 丹野禎子という友達たちとの読み方
宮本百合子「女の学校」

...禎一は二階へ蟇口をとりに登った... 禎一は二階へ蟇口をとりに登ったの読み方
宮本百合子「斯ういう気持」

...「行っといで――さっきの借金忘れないように」「――だから頂戴」禎一は訝しそうに...
宮本百合子「斯ういう気持」

...この部屋に居たのは――小幡とふきだけだね」「ええ」何か推考する禎一の瞳と愛の眼がぴったり合った...
宮本百合子「斯ういう気持」

...ところへ禎一が帰って来た... ところへ禎一が帰って来たの読み方
宮本百合子「斯ういう気持」

...宗春は同書に「横田宗禎... 宗春は同書に「横田宗禎の読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...この上原が町医伊達周禎（だてしゅうてい）を推薦した... この上原が町医伊達周禎を推薦したの読み方
森鴎外「渋江抽斎」

...周禎の妻を高（たか）といって... 周禎の妻を高といっての読み方
森鴎外「渋江抽斎」

...渋江氏と周禎が方（かた）との間に... 渋江氏と周禎が方との間にの読み方
森鴎外「渋江抽斎」

...周禎は素（もと）眼科なので... 周禎は素眼科なのでの読み方
森鴎外「渋江抽斎」

...一高の方ではちょうどそれに当たるような教授として岩元禎先生がいられたが...
和辻哲郎「初めて西田幾多郎の名を聞いたころ」

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