...デゴの寺院すらその禍を蒙る有様であった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...これ彼に降りたる禍(わざわい)、禍のための痛苦、痛苦の極(きわみ)の絶望に因るのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...爆撃の惨禍(さんか)などを見物して廻った...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...相携えて一日も早く全世界をこの戦争の惨禍中より救い出し...
大隈重信 「文明史上の一新紀元」
...八十禍津日(やそまがつび)の神一〇...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...禍(わざわ)いのかたまりが十個あって...
太宰治 「人間失格」
...先んじ驅けて人類に種々の禍害を蒙むらす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...遂に空しく惨禍に罹(かか)りしを...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...又其宇宙觀の性質上より言つて第三の禍惡觀とよく契合して居るものもあります...
朝永三十郎 「學究漫録」
...口舌(こうぜつ)元来(がんらい)禍之基(わざわいのもとい)...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...かえって取返しのつかぬ禍(わざわい)になってしまった...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...何か禍ひを招く因(もと)になると考へたからであつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...その枝原の「危禍」を思ひ合せても...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...却(かえ)って身に禍(わざわい)が返ってくる...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...そんな禍(わざわ)いもなくすまぬものかと...
吉川英治 「私本太平記」
...禍(わざわ)いの芽だったには違いない...
吉川英治 「新書太閤記」
...(あれが禍(わざわ)いだ)と...
吉川英治 「宮本武蔵」
...天は宇宙の主宰神として人間に禍福賞罰を下す...
和辻哲郎 「孔子」
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