「禍」の意味
わざわい、不幸
小説での「禍」の使い方
...早く禍の免れ難きを覺悟したとき...
伊藤左千夫 「水害雜録」
...次に大禍津日(おほまがつひ)の神...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...禍の鷺脚夕づつは青にともりぬ...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...女禍は一個の人文的英雄...
高木敏雄 「比較神話学」
...禍厄(わざはひ)ぢゃ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...民におほいなる 50禍難...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...トロイアの軍の禍もくろめる――其行く道に出で遇ふは槍の名將イドメネー...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...汝ら酷くして禍降し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...さてまた禍福は縄の如しという事を御さとりがよろしく候...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...日本の文壇小説が自然主義に禍いされ...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...今秋不思議にも災禍を免(まぬか)れたわが家(や)の庭に冬は早くも音ずれた...
永井荷風 「十日の菊」
...禍(わざわい)は却(かえっ)て私の身に降(ふっ)て来て如何(どん)な目に逢うか知れない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...財は人に禍する事毒蛇に等し...
南方熊楠 「十二支考」
...小幡一藩の興廃から見たらあるいは禍根となる人かも知れない...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...莫大(ばくだい)な禍害を国民生活に与えるものだと思います...
与謝野晶子 「教育の民主主義化を要求す」
...帝に禍いしていた...
吉川英治 「三国志」
...今夜の奇禍を、彼は、「口外するな」と、供の者へ口どめした...
吉川英治 「私本太平記」
...その禍因のとがすべてを一身の責(せ)めに負わされた犠牲者として...
吉川英治 「私本太平記」
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