...忽然(こつねん)と禍(わざはひ)福(ふく)に転ずべく闇(やみ)は終らむ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...禍は六を以て終らずいよいよ七にまで至ったのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...苦難災禍我を襲い来るとも「御心(みこころ)をして成らしめ給え」といいて静に忍耐すべきである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...斯う云ふおしら神なぞに依つて除禍招福の力を持つと云ふ風な信仰を集めるやうに一般民の間に立廻つたことは當然と考へられる...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...万代遭わざるの禍...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...ヘクトール 355飽く迄禍害行へり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 390『禍難に向けてヘクトール我の心を惑はしぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...人は時には禍に時には福に出で合はむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...自家の禍害に背(そむ)いて走る...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...炊事の手傳ひなどゝいふ小禍惡と健鬪最中で...
朝永三十郎 「學究漫録」
...これを受けずばかへつて禍(わざわい)をや蒙(こうむ)らむと...
永井荷風 「榎物語」
...禍(わざわい)を後世子孫に遺すのみならず...
福沢諭吉 「日本男子論」
...この上の惨禍を歓迎しようとはしていない...
宮本百合子 「偽りのない文化を」
...惨禍の大関だったので...
武者金吉 「地震なまず」
...その子二人も禍いに遭ったようですが...
吉川英治 「三国志」
...呉が送ってきた大きな禍いまでを...
吉川英治 「三国志」
...もそっと大きな禍いが返ってくるのは眼に見えている」「む...
吉川英治 「私本太平記」
...なくてすむ禍(わざわ)いをもあるものにしてしまう...
吉川英治 「新書太閤記」
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