...彼の禄高はかなり高額だ...
...年収アップを狙って禄高を上げる...
...彼女は毎年の禄高を節約するために頑張って働いている...
...禄高が多い会社に就職することができた...
...禄高を増やすために、勉強してスキルアップする必要がある...
...その禄高(ろくだか)をそっくりいただき何の働きも無いくせに重役のひとりに加えられ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...禄高四千八百石にあておこなうものなりという...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...京都の留守居といえば、禄高も増し、よい地位であり、首尾直りの上からは目出度(めでた)いのであるが、家族等はとかく国を離れることを厭がり、江戸に居てさえ帰りたい帰りたいといっていたほどであるから、今度の京上りも、家族等のためには憂であったのである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...禄を貰っているのは藩主の負担した御軍役等を禄高だけその下受負をする訳なのである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...禄高はたった百二十石...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...禄高百五十石、何不足のねえ身分で、辻斬とは道楽すぎるじゃありませんか」「あれは辻斬の本人じゃないよ、八」「ヘエ――」平次はけろりとしてそんなことを言うのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それは旧大名の禄高(ろくだか)多く...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...その会の席順は旧(もと)の禄高または身分に従うというも...
福沢諭吉 「旧藩情」
...その禄高五百十七万石余に及んだ...
穂積陳重 「法窓夜話」
...其方儀是迄被下置候禄高之内五十石世禄に被仰付...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...禄高に拘(かかわ)らずぜひ御随身が願いたい...
山本周五郎 「雨あがる」
...畑は納戸(なんど)役(禄高不明)で夫婦の間に宇乃(うの)という十三歳の娘と...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...ことに細貝家はお禄高(ろくだか)に比べて格式が高いから...
山本周五郎 「やぶからし」
...その禄高は数百石を出ていなかったのである...
吉川英治 「黒田如水」
...禄高(ろくだか)や待遇のお酬(むく)いを申したてて...
吉川英治 「新書太閤記」
...一躍禄高(ろくだか)が上がっても...
吉川英治 「新書太閤記」
...禄高(ろくだか)四百石...
吉川英治 「死んだ千鳥」
...――まして、高家筆頭などという職名は、いわゆる位仆れ、見得仆(みえだお)れで、禄高は、気のどくな程、低いものである...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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