...彼は禁令を破って、外出してしまった...
...禁令に従って、携帯電話の使用を控えてください...
...その行為は禁令となっており、断じて許されません...
...集会の場で発せられた禁令により、その後の行動が制限された...
...禁令に反する行為をした場合は、厳重に処罰されます...
...拘禁令状 第一巻第四章の註に記した如く...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...ラジオ放送と似た禁令があるかもしれないが...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...禮式院長李容泰は禁令違反の罪に問はれて免職せられたり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...礼式院長李容泰は禁令違反の罪に問はれて免職せられたり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...母がもし禁令を犯したらんには母をも告発したであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...けれども今年ばかりはわざわざそれらの蔵書什器を取り出して厳しい禁令の世の風に曝(さら)すという事がいかにも空恐ろしく思われた処から...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...然ればかくの如きの禁令は日本国民の世界中最(もっとも)助兵衛なる事を証するものならずや...
永井荷風 「猥褻独問答」
...東印度会社の内規で、日本人のために大砲を鋳造すること、大きな射程をもつ蛇砲(だほう)及び臼砲の諸元を日本人に洩らすこと、砲手を送ることは厳禁になっていたので、カロンは進退に窮したが、謝絶する措辞(そじ)を思いつくことができなかったので、ハンス・ウォルフガングという砲工と相談して、禁令に抵触せぬ、「たぶん弾丸の飛びださない」非実用の臼砲を設計し、三月の中旬ごろまでに鋳造を終えたが、御鉄砲御用衆の何気ない一瞥で、わけもなく看破されてしまった一埓(らつ)は、さきにしるしたとおりである...
久生十蘭 「ひどい煙」
...この類(たぐい)の禁令はとかくに行われにくいものと見えて...
穂積陳重 「法窓夜話」
...禁令が女順禮と念佛講と一束に嚴制したのを...
三田村鳶魚 「女順禮」
...青昆布の色を青銭で着ける事は百年以来の旧慣で一朝これを禁じられると製造者が立行かんからこの禁令を解いてくれろという歎願だ...
村井弦斎 「食道楽」
...禁令後の上書に就いて正弘の前に聞いた所の奈何(いかん)を窺ふことが出来る筈である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...禁令の出たはじめはよく知らないが...
山本周五郎 「山彦乙女」
...異教禁令の色眼鏡(いろめがね)をもって調べているので...
吉川英治 「江戸三国志」
...政令や禁令の“べからず”を箇条書きした高札は...
吉川英治 「大岡越前」
...七禁令、五十四斬(ざん)、違背あるものは、必ず罰せん...
吉川英治 「三国志」
...禁令をおわすれになって...
吉川英治 「親鸞」
...この禁令も何時しか忘却されて...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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