...彼は禁令を破って、外出してしまった...
...禁令に従って、携帯電話の使用を控えてください...
...その行為は禁令となっており、断じて許されません...
...集会の場で発せられた禁令により、その後の行動が制限された...
...禁令に反する行為をした場合は、厳重に処罰されます...
...あの男は禁令を破って...
江戸川乱歩 「断崖」
...法制禁令は社会の表面に現れたる行為を支配するものである...
大隈重信 「憲政に於ける輿論の勢力」
...以て其國の禁令を問ひ...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...すべて禁令がやかましく...
萩原朔太郎 「小泉八雲の家庭生活」
...禁令のおかげで却って人気が出て...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...東印度会社の内規で、日本人のために大砲を鋳造すること、大きな射程をもつ蛇砲(だほう)及び臼砲の諸元を日本人に洩らすこと、砲手を送ることは厳禁になっていたので、カロンは進退に窮したが、謝絶する措辞(そじ)を思いつくことができなかったので、ハンス・ウォルフガングという砲工と相談して、禁令に抵触せぬ、「たぶん弾丸の飛びださない」非実用の臼砲を設計し、三月の中旬ごろまでに鋳造を終えたが、御鉄砲御用衆の何気ない一瞥で、わけもなく看破されてしまった一埓(らつ)は、さきにしるしたとおりである...
久生十蘭 「ひどい煙」
...慶長十七年八月六日この後ちも幕府はしばしば喫煙および煙草耕作の禁令を出したことは...
穂積陳重 「法窓夜話」
...その法典中に禁令を加えしむるに至った...
穂積陳重 「法窓夜話」
...といふ禁令がある...
三田村鳶魚 「女順禮」
...昨年再び禁令下りて製造者よりこの歎願書を出だせしなり...
村井弦斎 「食道楽」
...己酉の禁令は此に縁(よ)つて発せられたかも知れぬのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...正弘の発した禁令に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...前(さき)に阿部正弘が老中たる時に下した禁令を廃したさうである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...さらに禁令は厳しく...
柳田国男 「故郷七十年」
...まったくその禁令の結果文字だけを取り換えたものである...
柳田國男 「名字の話」
...やかましい禁令のことを思った...
吉川英治 「大岡越前」
...禁令をおわすれになって...
吉川英治 「親鸞」
...この禁令も何時しか忘却されて...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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