...父祖傅來の俸祿城池をも犧牲に供せむと決心せし也...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...そして三世本木仁太夫が元祿四年生れで...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...大體文化といふものが大阪に盛になつたのは元祿以後である...
内藤湖南 「大阪の町人と學問」
...貫祿も見識も無い身軽な折助風情ですから...
野村胡堂 「黄金を浴びる女」
...駿河守がまだ一千五百石の小祿を食(は)んで...
野村胡堂 「黄金を浴びる女」
...重くて食祿召(しよくろくめ)し放し...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...支配人の祿兵衞(ろくべゑ)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...と祿兵衞は言ふのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大した貫祿の人間ではなかつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そのまゝ祿(ろく)を捨てて浪人し...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...秩祿(ちつろく)をやり過ぎました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...元祿(げんろく)以前の良質のものは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...貫祿(くわんろく)もたいしたことはありませんが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...元祿の初年からは...
原勝郎 「鞦韆考」
...斯くて半年を經たりし後は、父もむかしの父に非ずなりぬ、見かぎりて出にし妻を、あはれ賢こしと世の人ほめものにして、打すてられし親子の身に哀れをかくる人は少なかりき、夫れも道理、胸にたゝまるもや/\の雲の、しばし晴るゝはこれぞとばかり、飮むほどに醉ふほどに、人の本性はいよいよ暗くなりて、つのりゆく我意の何處にか容れらるべき、其年の師走には親子が身二つを包むものも無く、ましてや雨露をしのがん軒もなく成りぬ、されども父の有けるほどは、頼む大樹のかげと仰ぎて、よしや木ちんの宿に蒲團はうすくとも、温かき情の身にしみし事もありしを、夫すら十歳と指をるほどもなく、一とせ何やらの祝ひに或る富豪(ものもち)の、かゞみを※いていざと並べし振舞の酒を、うまし天の美祿、これをりに我れも極樂へと心にや定めけん、飢へたる腹にしたゝかものして、歸るや御濠の松の下かげ、世にあさましき終りを爲しける後は、來よかし此處へ、我れ拾ひあげて人にせんと招くもなければ、我れから願ひて人に成らん望みもなく、はじめは浮世に父母ある人うらやましく、我れも一人は母ありけり、今は何處に如何なることをしてと、そゞろに戀しきこともありしが、父が終りの悲しきを見るにも、我が渡邊の家の末をおもふにも、母が處業(しわざ)は惡魔に似たりとさへ恨まれける...
樋口一葉 「琴の音」
...さて其より三年を過て十一年(元祿)丑((マヽ))の秋...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...永祿年間から戰國時代までは...
吉川英治 「折々の記」
...「食」は天祿である...
吉川英治 「折々の記」
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