例文・使い方一覧でみる「真鶴」の意味
スポンサーリンク...真鶴岬の突端まで行った時など... 
石川欣一 「山を思う」
...真鶴（まなづる）...
高浜虚子 「五百五十句」
...あれが真鶴崎...
太宰治 「断崖の錯覚」
...真鶴（まなづる）を通り越した時分に...
中里介山 「大菩薩峠」
...真鶴岬をかわしたところで...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...いよ／＼ホントウの汽車が敷けるといふ噂が立つて小田原や真鶴や熱海の土地の価格がにわかに高まつたのは...
牧野信一 「熱海線私語」
...真鶴に達するころになれば...
牧野信一 「熱海線私語」
...更に真鶴に延びて大花火の万雷は空を覆ひ...
牧野信一 「熱海線私語」
...西の真鶴の岬は直ぐの眼の先に短く肥つた腕を曲げ...
牧野信一 「淡雪」
...真鶴から吉浜村へ向ふ急勾配で脱線の惨事が起つた時に重傷を負ふて...
牧野信一 「心象風景（続篇）」
...今日真鶴まで泳いで船で帰つて来た...
牧野信一 「貧しき日録」
...私はその証拠となるべき原樹を相模の真鶴で発見している...
牧野富太郎 「植物記」
...志賀直哉は「真鶴」の中で...
三好十郎 「恐怖の季節」
...伊豆真鶴の漁夫が房州洲ノ崎沖で...
武者金吉 「地震なまず」
...足柄下郡の方では「真鶴（まなづる）みなとに云々」と歌い替えており...
柳田国男 「海上の道」
...頼朝と北条父子の合同でも、初めは百騎たらずの兵力であったが、奥湯河原の土肥に数日兵馬を休めている間に三百余騎にふえ、更に、三浦半島の味方と会するため、吉浜（よしはま）、真鶴、早川口と、あの道すじを小田原方面へ出動してきた...
吉川英治 「随筆 新平家」
...自分は、今春以来、伊豆の熱海で、仕事をしているが、たとえば、この附近の伊東、真鶴、石橋山、また箱根一つ向うの三島、北条といった附近にも、随所、行くところに、源氏にゆかりの田野や叢林はあるが、なぜか、例外なく、訪う人も稀れである...
吉川英治 「随筆 新平家」
...……この先は断（き）り立てたような崖ですから」「そこの磯は」「真鶴（まなづる）です...
吉川英治 「源頼朝」
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