例文・使い方一覧でみる「祷り」の意味

...子供の心には大人が感ずるやうな祷りの氣分は... 子供の心には大人が感ずるやうな祷りの氣分はの読み方
有島武郎「子供の世界」

...この踊をする前に、私は彼等が二階の一室で、跪き、祷り、歌を唄うのを見たが、これは明かに富士の為に下稽古をするものらしかった...
エドワード・シルヴェスター・モース　Edward Sylvester Morse 石川欣一訳「日本その日その日」

...彼は曙光の速かの出現切に乞ひ祷り... 彼は曙光の速かの出現切に乞ひ祷りの読み方
ホーマー　Homer 土井晩翠訳「イーリアス」

...落ちついて祷りつゝ最善を盡す事が出來ます... 落ちついて祷りつゝ最善を盡す事が出來ますの読み方
土井八枝「隨筆　藪柑子」

...群衆のなかに一きは背のたかいロシヤ人で何か祷りを捧げてゐるらしい宣教師と...
徳永直「光をかかぐる人々」

...丁度そのお祷りが始まるところなんです... 丁度そのお祷りが始まるところなんですの読み方
豊島与志雄「エミリアンの旅」

...よく拝んでおきなさい」もうそのお祷りが始まるときでした... よく拝んでおきなさい」もうそのお祷りが始まるときでしたの読み方
豊島与志雄「エミリアンの旅」

...それから今須弥壇になっている一間を通してあちらの間は春日局がお産の祷りをした間であると伝えられ...
中里介山「武州喜多院」

...仲の好（い）い佐（さ）の市（いち）さんとお祷りに来た道尊さんにお願いして私はちょっと抜け出して来ました」お浜は語り終って吐息を吐（つ）きました... 仲の好い佐の市さんとお祷りに来た道尊さんにお願いして私はちょっと抜け出して来ました」お浜は語り終って吐息を吐きましたの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...... の読み方
山川登美子・増田雅子・與謝野晶子「恋衣」

...朝夕身の安全を蛭子（えびす）命に祷り... 朝夕身の安全を蛭子命に祷りの読み方
南方熊楠「神社合祀に関する意見」

...疑はしかりつる祷りの師の... 疑はしかりつる祷りの師のの読み方
南方熊楠「蓮の花開く音を聽く事」

...今でも彼は毎晩怠らずに祷りをした... 今でも彼は毎晩怠らずに祷りをしたの読み方
ピエル・ロチ　Pierre Loti 吉江喬松訳「氷島の漁夫」

...天地に祷りをこめるくらいな気魄と... 天地に祷りをこめるくらいな気魄との読み方
吉川英治「上杉謙信」

...悔なき一箇の人生を完うするか爲ないかの眞劍な祷りをもつて打つてかかる死ぬまでの心がまへなのだ...
吉川英治「折々の記」

...祷りの行（ぎょう）に伏していた... 祷りの行に伏していたの読み方
吉川英治「三国志」

...ただ惧（おそ）れられるのは孔明が祷りのまま息絶えてしまうのではないかという心配だけである... ただ惧れられるのは孔明が祷りのまま息絶えてしまうのではないかという心配だけであるの読み方
吉川英治「三国志」

...祷りの心をひとつにしていた... 祷りの心をひとつにしていたの読み方
吉川英治「源頼朝」

「祷り」の読みかた

「祷り」の書き方・書き順

いろんなフォントで「祷り」