...謝文節公祠...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...霊告による祠の所在地...
淺野正恭 「小桜姫物語」
...急に命じてその祠をこぼち...
井上円了 「おばけの正体」
...この祠を二つ岩大明神と言ひ...
江南文三 「佐渡が島から」
...祠の外には、人家なし、唯東西にわかれて、二軒の宿屋あるのみ也...
大町桂月 「赤城山」
...祠後に、勝軍地藏あり...
大町桂月 「春の郊外」
...看れども見えざる細雨を衝いて、香取祠に詣づ...
大町桂月 「北總の十六島」
...より知識水準の低い階層に於ける淫祠邪教の流行等はそのわが国に於ける最近のその実例である...
戸坂潤 「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」
...裏面に楠公の木像が祠られていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...小石川水道端(すいどうばた)なる往来(おうらい)の真中に立っている第六天(だいろくてん)の祠(ほこら)の側(そば)...
永井荷風 「日和下駄」
...小さいながら人一人を容(い)れて余りある祠(ほこら)...
中里介山 「大菩薩峠」
...その日になると、旦那の家では赤飯の握り飯をつくり、祠にはこんで、集まって来た子供たちに配るしきたりである...
中村地平 「南方郵信」
...謂わば一種の聖祠の如きものである...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...其上の祠を浦嶋堂とは申すなり...
正岡子規 「かけはしの記」
...何か一種の蜥蜴を蓄(こ)うて竜とし祠(まつ)りいたのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...その人のお母さんになる老媼を祀ったのがこの石の祠だという話で...
柳田国男 「故郷七十年」
...改めてこの祠(ほこら)を見るに...
吉川英治 「江戸三国志」
...観音様の祠(ほこら)ができて...
吉川英治 「篝火の女」
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