...神社でお祈りする際に、御神灯に火を点ける...
...御神灯の火を消すことは失礼にあたる...
...御神灯を拝んで、願い事をお願いする...
...御神灯に灯りをともすと、神に感謝の気持ちが伝わるとされている...
...古くから御神灯は、神々を迎え入れるために灯されていた...
...その下に神灯ありて...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...式の前後町内に数万の御神灯をともすので提灯祭(ちやうちんまつり)ともいふ...
中勘助 「府中のけやき」
...東家の御神灯(ごじんとう)のぶら下がっていたのは」十七私はその東家をよく覚えていた...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...御神灯がブラ下って...
野村胡堂 「十字架観音」
...これもよい縹緻(きりょう)だった小奴という人の御神灯がさがっていて奴の名はなかった...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...清元千賀春という御神灯(ごじんとう)のさがった小粋な大坂格子...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...学校用品店の隣の御神灯を下げた家から出て来たり...
宮島資夫 「四谷、赤坂」
...元来カフェーの灯や御神灯には縁が遠く度重なる独り寝の枕に故郷の貞淑なる妻君の上ばかりを思っている彼は...
森於菟 「屍体異変」
...家号を書いた腰高障子に紋散らしの御神灯...
山本笑月 「明治世相百話」
...あるいはわざわざ丼を持たして買いにやる御神灯の家々を御得意に毎夜の繁昌...
山本笑月 「明治世相百話」
...煌々(あかあか)と神灯(みあかし)がついた...
吉川英治 「上杉謙信」
...この一穗の神灯(みあか)しが...
吉川英治 「折々の記」
...神灯(みあか)しをお願いいたします」社家へ声をかけると...
吉川英治 「剣の四君子」
...そこにも一穂(いっすい)の神灯(みあかし)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...まだ檜(ひのき)の板も新しい神棚の一穂(いっすい)の神灯(みあかし)であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...御神灯(みあかし)をともし...
吉川英治 「源頼朝」
...榊葉と神灯(みあかし)と神殿の奥の御鏡しかなかった...
吉川英治 「源頼朝」
...日進堂の並びにも「金春(こんぱる)」だの「千代本」だのという御神灯(ごしんとう)の格子先が幾軒もみえた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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