...或(あるひ)は位階(いかい)勳等(くんとう)を進(すゝ)めて神慮(しんりよ)を宥(なだ)め奉(たてまつ)るのが...
今村明恒 「火山の話」
...無精(ぶしやう)は神慮(しんりよ)に協(かな)へり...
三文字屋金平 「為文学者経」
...神慮(しんりよ)に任(まかせ)て神使とす...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
... 555脚銀色のテチスより神慮あるひは誤るを...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...天王の神慮變ると我は見る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...神慮無上のクロニオーンわれの戰助けんと...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...645神慮のまゝに光明の中にわれらを死なしめよ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...其御言葉を疑つては神慮の程も恐ろしい...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...「さて弘(ひろ)めまするところは神慮(しんりょ)神事(かみごと)なり...
中里介山 「大菩薩峠」
...八洲(やしま)もる国つ御神(みかみ)もこころあらば飽かぬ別れの中をことわれどう考えましても神慮がわかりませんから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...神慮に立ち入って究めることは敢(あえ)てしない...
森鴎外 「独身」
...おぞましくも神慮を和らげえたりと考う(聖アウグスティヌス)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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柳田国男 「故郷七十年」
...安倍晴明(胸を反らせて)「私は博士安倍晴明だ」弘高(片手をあげて)「神慮汝の上に安かれ」(大股に去る)声に出して読んでみてから...
山本周五郎 「青べか物語」
...安倍晴明(胸を反らせて)「私は博士安倍晴明だ」弘高(片手をあげて)「神慮汝(なんじ)の上に安かれ」(大股(おおまた)に去る)声に出して読んでみてから...
山本周五郎 「青べか物語」
...斯様(かよう)な無礼を働らいて神慮を無視したために勤王の義兵でありながら一敗地に塗(まみ)れた……』衣冠束帯の神主が得意然とここまで喋舌(しゃべ)って来た時に...
夢野久作 「近世快人伝」
...あの賽銭箱(さいせんばこ)を引ッかついでゆけ!」神慮(しんりょ)をおそれぬ罰(ばち)あたり...
吉川英治 「神州天馬侠」
...神慮ニ任セ、闇々(アンアン)トシテ明ケ暮スマデ也...
吉川英治 「新書太閤記」
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