...対神前却而神慮に叶申間敷と奉存候...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...神慮(しんりよ)に任(まかせ)て神使とす...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...金屏(きんびょう)にともし火の濃きところかな十二月二十一日 「玉藻十句集(第二十三回)」昭和十四年初詣(はつもうで)神慮は測り難けれど願(ね)ぎ事(ごと)はもとより一つ初詣一月一日 明治神宮初詣...
高浜虚子 「五百五十句」
... 555脚銀色のテチスより神慮あるひは誤るを...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...115威靈かしこき天王の神慮まさしく斯りけり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...天王の神慮變ると我は見る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...其御言葉を疑つては神慮の程も恐ろしい...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...おれは奇跡を信じてるから」「奇跡を?」「うん、神慮の奇跡をさ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...「さて弘(ひろ)めまするところは神慮(しんりょ)神事(かみごと)なり...
中里介山 「大菩薩峠」
...念のために神慮を伺うた...
南方熊楠 「十二支考」
...おぞましくも神慮を和らげえたりと考う(聖アウグスティヌス)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...神慮を和らげつつありと信ずる人々よ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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柳田国男 「故郷七十年」
...安倍晴明(胸を反らせて)「私は博士安倍晴明だ」弘高(片手をあげて)「神慮汝の上に安かれ」(大股に去る)声に出して読んでみてから...
山本周五郎 「青べか物語」
...ところがこの戦いは菊池軍に不利であることを示し給う神慮のために...
夢野久作 「近世快人伝」
...双方(そうほう)ごいぞんはないであろうか」「神慮にまかすという意味(いみ)は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...武技(ぶぎ)をもって神慮に問うのが自然(しぜん)であろう」「なるほど!」忍剣(にんけん)は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...神慮にまかせて、明暮(あけくれ)するまで也...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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