...私は神巫の力で治療されました...
...彼女は神巫として村の儀式を執り行った...
...神巫の祝福を受けた家は幸運を得られると言われています...
...神巫の衣装は色鮮やかで目を引きます...
...神巫の占いで私の運勢を見てもらいました...
...神巫(かんなぎ)の類(たぐひ)でゞもございませうか...
芥川龍之介 「地獄変」
...神巫(かんなぎ)の類(たぐひ)でゞもございませうか...
芥川龍之介 「地獄變」
...神巫(みこ)の鈴から思いついて...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...飾(かざり)の鳥には、雉子、山鶏(やまどり)、秋草、もみじを切出したのを、三重(みえ)、七重(ななえ)に――たなびかせた、その真中(まんなか)に、丸太薪(たきぎ)を堆(うずたか)く烈々と燻(く)べ、大釜(おおがま)に湯を沸かせ、湯玉の霰(あられ)にたばしる中を、前後(あとさき)に行違い、右左に飛廻って、松明(たいまつ)の火に、鬼も、人も、神巫(みこ)も、禰宜(ねぎ)も、美女も、裸も、虎の皮も、紅(くれない)の袴(はかま)も、燃えたり、消えたり、その、ひゅうら、ひゅ、ひゅうら、ひゅ、諏訪の海、水底(みなそこ)照らす小玉石、を唄いながら、黒雲に飛行(ひぎょう)する、その目覚しさは……なぞと、町を歩行(ある)きながら、ちと手真似で話して、その神楽の中に、青いおかめ、黒いひょっとこの、扮装(いでたち)したのが、こてこてと飯粒をつけた大杓子(おおしゃくし)、べたりと味噌を塗った太擂粉木(ふとすりこぎ)で、踊り踊り、不意を襲って、あれ、きゃア、ワッと言う隙(ひま)あらばこそ、見物、いや、参詣の紳士はもとより、装(よそおい)を凝らした貴婦人令嬢の顔へ、ヌッと突出し、べたり、ぐしゃッ、どろり、と塗る……と話す頃は、円髷が腹筋(はらすじ)を横によるやら、娘が拝むようにのめって俯向(うつむ)いて笑うやら...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...マダム・ブランシュの神巫(シビル)のような妖気(ようき)などもこの映画の色彩を多様にはしている...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...力に酔った酒神巫女(みこ)とも言えるその仮面に...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...『神巫(みこ)殺し』から...
野村胡堂 「胡堂百話」
...神巫(みこ)これを朝(ちょう)に告ぐというと見ゆ...
南方熊楠 「十二支考」
...大和の神巫(みこ)に...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...此は鎭守の神巫に似て...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...」そばに彼らと連れ立った二人の神巫(かんなぎ)は...
室生犀星 「花桐」
...こういう神巫や陰陽師のまじないの子供くさいことを信じる母も母なら...
室生犀星 「花桐」
...神巫と陰陽師にむかって...
室生犀星 「花桐」
...もしこういう陰陽師や神巫によって女の心をほぐすことが出来るようだったら...
室生犀星 「花桐」
...花桐はきょう陰陽師と神巫の祈祷によって...
室生犀星 「花桐」
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