...壮行を祝う心とを内蔵助に送ったお軽こそ...
上村松園 「軽女」
...雁の卵――御世の榮えを祝う歌曲...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...朗らかに祝うがごとくその邪悪な花婿の背を叩いたからだ...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...真赤(まっか)になって祝うのだ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...よくやって来てくれたその最初の晩を祝うために...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...粉屋の納屋(なや)で子どもたちがはしゃぎまわってアロアの聖徒祭(せいとさい)を祝うのでした...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...祝うてもよいのじゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...父や母が私の卒業を祝うために客を呼ぼうといいだしたのは...
夏目漱石 「こころ」
...友人を祝うときか...
新渡戸稲造 「自警録」
...教会で新年を祝う真夜中の儀式と...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...)祝うべきかな生...
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」
...常の旅には此(ここ)に来ると祝う習(ならい)であったが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...もっこ部屋では栄二を祝うため...
山本周五郎 「さぶ」
...祝う身寄りもないからと云ったそうだし暫く厄介になった人たちへの懐かしさもあるだろうが...
山本周五郎 「柳橋物語」
...「よかった、よかった」と、ほかの大将たちも、賀しあって、侯成に、「奢(おご)るべし、祝うべし」と、囃(はや)した...
吉川英治 「三国志」
...おまえの門出を祝うて」と日吉の髪へ剃刀を当てた...
吉川英治 「新書太閤記」
...祝う館の玄関へ来て...
吉川英治 「平の将門」
...府内でクリスマスを祝うために出発したが...
和辻哲郎 「鎖国」
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