...かくて私はその日を祝うために「大砲ドンドン」「星の輝く旗」等を歌いながら...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...雁の卵――御世の榮えを祝う歌曲...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...この間或る人の出征を祝う歓送会の席上で紹介されたので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...朗らかに祝うがごとくその邪悪な花婿の背を叩いたからだ...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...屠蘇(とそ)を祝うて居る席に死のたよりが届(とど)いた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...はじめて自由になった自分の時を祝うために...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...)祝うべきかな生...
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」
...専ら小松を引き来って植えその千年を祝う意で一盃と出掛けたのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...日本で正月に餅を鼠に祝う代りにこのパンを取り寄せて与えるがよかろう...
南方熊楠 「十二支考」
...「これがお前の門出(かどで)を祝うお酒だよ」こう言って一口飲んで弟にさした...
森鴎外 「山椒大夫」
...今ではすっかり果樹の豊産を祝う式となって...
柳田国男 「こども風土記」
...寧(むし)ろ祝うべきなんだ」天青はそこでちょっと眼をすぼめたが...
山本周五郎 「陽気な客」
...除夜の鐘にのんびりと福茶を祝うと...
山本笑月 「明治世相百話」
...旁(かたがた)きょうは祝うべく楽しむべき日だ...
吉川英治 「上杉謙信」
...やがて前途を祝う小宴となって...
吉川英治 「三国志」
...大いに祝うてやろうと...
吉川英治 「私本太平記」
...祝うてくりょうと...
吉川英治 「私本太平記」
...祝うてよこした物で……」と...
吉川英治 「新書太閤記」
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