...司僧(しそう)むき直る祝福の時...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...花と散る波のしぶきは漂流を祝ひ...
アルテュル・ランボオ 上田敏訳 「醉ひどれ船」
...いろいろのお祝いの品をどっさり持たせてさしあげました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...清玄の亡靈のやうに娘を惱ますんで」「養子の浪太郎は一緒に行かないのか」「まだ祝言前で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...白井兩氏の祝賀會が終つたあと...
長谷川時雨 「むぐらの吐息」
...どうぞあの出会いが祝福されていますように...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...パパがいっていた戦勝祝賀の空中ページェントだ...
久生十蘭 「だいこん」
...息子の婚礼の祝宴を張つてゐるのであつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...今日のお祝ひの爲めの半休日を...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...若い彼の亡父が誕生日の祝ひか何かに外国での女友達から贈られたらしいサインのあるものだつた...
牧野信一 「好色夢」
...何は兎もあれ祝ひの席の上坐についてから...
牧野信一 「夜見の巻」
...吹きっさらしの監獄部屋のあるこのツアー国家に顔中うみ汁と吹き出ものだらけの赤ん坊が生まれた!これが資本家どもの政変と陰謀的祝賀と僕らの次の餅のエピソードとの起源となったのだ―――八人に一人づゝ囚人労働の短縮を申しわたされ「祝」と書いた餅が僕らに二つづゝ配られた裾綿のちぎれた赤い筒袖を羽織りながら...
槇村浩 「餅の歌」
...「塩子の山の直り祝いだって弁天様のお祭りがあるってから...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...共和党早くも祝賀会準備と...
宮本百合子 「新しい潮」
...私たちからのお祝のほろ蚊帳が出来て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...其開会を祝さんとて...
山路愛山 「英雄論」
...葡萄收穫祝ひの時は...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...蔡(さい)大臣のお誕生祝いには間に合わなくなる...
吉川英治 「新・水滸伝」
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