...国祚(こくそ)が覆(くつがえ)ろうとしておる...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...新帝陛下の御践祚(ごせんそ)があった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...朝鮮の歴史の中で尤も古い三國史記では百濟の國の先祖と言はれて居るのは温祚王といふことになつて居ります...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...温祚と關係があるかと思つて居ります...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...それで今日朝鮮の方に遣つて居る歴史に據ると、温祚が元祖、貴須王が中頃の王でえらく仕事をしたといふに過ぎませぬけれども、支那の歴史上の話では仇台(くど)といふ人は矢張り開闢の偉い王であつたと考へられるものと思ひます...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...朝鮮の今存在して居る歴史では温祚といふ人の兄さんに沸流王といふ人がある...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...夜浅野長祚の寒檠綴(藝苑※書本)をよむ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...御所御礼をして宝祚万歳(ほうそばんざい)を祈ること二十一回...
中里介山 「大菩薩峠」
...践祚(せんそ)大嘗祭の朝儀の最古最精確の現存記録であるが...
柳田国男 「海上の道」
...孝霊皇帝眉寿(ビジュ)ノ祚(サイワイ)ヲ究(キワ)メズ早ク臣子ヲ棄給(ステタマ)ウ皇帝承(ウ)ケツイデ海内側望ス而シテ天資軽佻(ケイチョウ)威儀ツツシマズシテ慢惰(マンダ)凶徳スデニアラワレ神器ヲ損(ソコナ)イ辱(ハズカ)シメ宗廟ケガル太后(タイコウ)マタ教(オシ)エニ母儀ナク政治(マツリゴト)統(スベ)テ荒乱衆論ココニ起ル大革(タイカク)ノ道李儒は...
吉川英治 「三国志」
...“践祚(せんそ)”とは...
吉川英治 「私本太平記」
...だからまだ、布告の大礼までにはいたらないが、今日以後は、このきみを以て天子とするという、践祚の礼は、天地の神祇(しんぎ)に誓われたわけである...
吉川英治 「私本太平記」
...践祚(せんそ)ノ儀(ぎ)をとり行って二日後の晩であった...
吉川英治 「私本太平記」
...先ごろ践祚(せんそ)された新帝のおんためには...
吉川英治 「私本太平記」
...どんなことを」「さきに践祚(せんそ)はあらせられたが...
吉川英治 「私本太平記」
...また践祚(せんそ)の賀使(がし)にも立ったりして...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...後鳥羽天皇の践祚(せんそ)を断行されるなど...
吉川英治 「随筆 新平家」
...高倉天皇の第四皇子後鳥羽天皇がご践祚(せんそ)になった...
吉川英治 「源頼朝」
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