...国祚(こくそ)が覆(くつがえ)ろうとしておる...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...百濟の國の起り初めを温祚でなくして...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...朝鮮の今存在して居る歴史では温祚といふ人の兄さんに沸流王といふ人がある...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...夏の復祚に至つては諸家の爾雅に此言なく...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...夜浅野長祚の寒檠綴(藝苑※書本)をよむ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...御所御礼をして宝祚万歳(ほうそばんざい)を祈ること二十一回...
中里介山 「大菩薩峠」
...後世謂うところの践祚大嘗祭(せんそだいじょうさい)のことと思った人もあろうが...
柳田国男 「海上の道」
...践祚(せんそ)大嘗祭の朝儀の最古最精確の現存記録であるが...
柳田国男 「海上の道」
...年があけると今上(きんじょう)の践祚(せんそ)された知らせがあり...
山本周五郎 「失蝶記」
...祚・品・位・階・等・級のが官位双六用にと...
山本笑月 「明治世相百話」
...践祚(せんそ)された...
吉川英治 「私本太平記」
...だからまだ、布告の大礼までにはいたらないが、今日以後は、このきみを以て天子とするという、践祚の礼は、天地の神祇(しんぎ)に誓われたわけである...
吉川英治 「私本太平記」
...践祚(せんそ)ノ儀(ぎ)をとり行って二日後の晩であった...
吉川英治 「私本太平記」
...先ごろ践祚(せんそ)された新帝のおんためには...
吉川英治 「私本太平記」
...さきに践祚(せんそ)あらせられた持明院統の天子のお次には...
吉川英治 「私本太平記」
...践祚(せんそ)を見るにいたったものだった...
吉川英治 「私本太平記」
...後鳥羽天皇の践祚(せんそ)を断行されるなど...
吉川英治 「随筆 新平家」
...高倉天皇の第四皇子後鳥羽天皇がご践祚(せんそ)になった...
吉川英治 「源頼朝」
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