...両側には祗園団子(ぎをんだんご)の赤い提灯が...
芥川龍之介 「京都日記」
...その後(のち)も祗園(ぎをん)を通りぬける度に...
芥川龍之介 「京都日記」
...アヤマッテ一転語ヲ祗対シテ...
田中英光 「野狐」
...彼はどうしてもその祗虔主義(ピエティスム)の小社会と衝突せずにはいられなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...罔顧于天顯民祗...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...祗為三才人多二伝会一...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「青塚ノ説」
...それがために宮中に祗候の人数が減る...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...禁裏当番かつは御連歌の御催しがあるので実隆にとりては是非祗候すべきはずの日にも...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...神祗釈教恋無常と人の世の味気なさを囀(さえず)っているものは...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...普通に祗(し)(氏の下に一を引く者)の字を書くは誤なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...祗は音「し」にして祗候(しこう)などの祗なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...「這次は寛斎崎に祗役して帰途茶山の留守に一泊...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...其五六に「祗役添詩興...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「吾八」の歌を探すので「祗園歌集」を読み直していると...
吉井勇 「雑魚寝」
...私がはじめて祗園に遊んだ四十数年前の昔には...
吉井勇 「雑魚寝」
...また都に祗候(しこう)の主筋や縁故(えんこ)を持つ輩(やから)は...
吉川英治 「私本太平記」
...北朝祗候(しこう)の公卿たちの狼狽は目もあてられない...
吉川英治 「私本太平記」
...ここ燿(かがや)く祗候(しこう)ノ間(ま)だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
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