...甚だしきは全く原文を離れて梗概(こうがい)を祖述したものであった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...各々これを祖述しつつあるのである...
高浜虚子 「子規居士と余」
...その城郭の中だけに通用する芸術論を構成し祖述し...
寺田寅彦 「生ける人形」
...けだし近時英国の碩学(せきがく)スペンサー氏の万物の追世化成の説を祖述し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...横井小楠『学校問答』中の意見を祖述したるもの...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...それで堯舜を祖述することは恐らく其以後に出來た思想であつて...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...孔子祖述者は、皆孔子以下じゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...ただ前代を祖述(そじゅつ)するよりほかに身動きがとれぬ...
夏目漱石 「野分」
...平面幾何の祖述者で...
野村胡堂 「胡堂百話」
...大部分テエヌの祖述である...
平林初之輔 「文学方法論」
...貞徳は鑑武を祖述せんとしてその糟粕(そうはく)を嘗(な)めたる者といふべし...
正岡子規 「古池の句の弁」
...忍月居士はみづからハルトマンを祖述すと稱しながら...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...人事に就きて逍遙先生に寄すと題したる文及此頃の文學界)かくてなほハルトマンを祖述すといはむはいとなん影護(うしろめた)かるべき...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...単なる古伝の祖述を超越した勇断であった...
柳田国男 「海上の道」
...蓋(けだ)し明治の初年より洋学者が世上に紹介せし経済論は大約アダム・スミスを祖述し一個人を単位とし放任主義を旨(むね)とする旧学派なりしかば...
山路愛山 「明治文学史」
...まことに布置(ふち)や祖述(そじゅつ)の首尾も体(たい)を成しておりません...
吉川英治 「随筆 新平家」
...この孔子伝が実は「孔子世家」の祖述にほかならなかった...
和辻哲郎 「孔子」
...自分の考えでその説を祖述してみよう...
和辻哲郎 「孔子」
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