...苟(いやしく)も進展性にとめる真理の祖述者(そじゅつしゃ)は...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...祖述者の何人たると...
石川啄木 「所謂今度の事」
...クロはいわゆる「科学的」社会主義の祖述者のごとくに...
大杉栄 「獄中消息」
...ダーウイニズムを祖述する理学博士I氏が...
薄田泣菫 「茶話」
...これを紹介し祖述する事に敏捷(びんしょう)な人々の多い世の中に...
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
...川本幸民が「遠西奇器述」で電胎法のことを祖述したのは嘉永六年で一八五三年...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...だが之は或る末流的な祖述者達が結論しているように...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...其後之を祖述したる者は間出すれども...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...それで堯舜を祖述することは恐らく其以後に出來た思想であつて...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...堯舜を祖述するといふ思想は...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...(やまと叢誌に出でたり)本居氏を祖述して...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...平面幾何の祖述者で...
野村胡堂 「胡堂百話」
...万葉の悪歌を祖述する反動的日本主義がわるいのである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...大部分テエヌの祖述である...
平林初之輔 「文学方法論」
...貞徳は鑑武を祖述せんとしてその糟粕(そうはく)を嘗(な)めたる者といふべし...
正岡子規 「古池の句の弁」
...蓋(けだ)し明治の初年より洋学者が世上に紹介せし経済論は大約アダム・スミスを祖述し一個人を単位とし放任主義を旨(むね)とする旧学派なりしかば...
山路愛山 「明治文学史」
...まことに布置(ふち)や祖述(そじゅつ)の首尾も体(たい)を成しておりません...
吉川英治 「随筆 新平家」
...アダム・スミス及び彼を祖述せるすべての学者は...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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