...その急速なる成功を祈念する...
石原莞爾 「戦争史大観」
...毎朝神棚に向つて祈念することは實に十年一日の如しであつた...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...おのおの一心に請願祈念するの状あり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...合掌祈念するをも...
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「びるぜん祈祷」
...初陽に祈念する人もあるそうです...
豊島与志雄 「画舫」
...祈念する彼女の魂は実に純美であると誰しも認めたそうである...
豊島与志雄 「秦の出発」
...蝋燭や種油などの灯明をつけて祈念する場所が...
豊島与志雄 「非情の愛」
...その神の寵命が我が身に下るようにと祈念するようになった...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...甲子に当りて例のごとく燈掲げて一心に祈念するに...
南方熊楠 「十二支考」
...ただひたすら神様がこれに非凡なみ手をさし伸べられるように祈念することだとしている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...したがってその豊産を祈念する行事は無く...
柳田国男 「海上の道」
...ひたすらに神仏に祈念することを重視する...
矢部貞治 「政治学入門」
...彼の祈念するところである...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...大願とはなにを祈念するのか分らないけれど...
山本周五郎 「日本婦道記」
...億衆の民生福祉(ふくし)を祈念するにある...
吉川英治 「私本太平記」
...一心祈念するものと...
吉川英治 「新書太閤記」
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