...女体山には伊弉冊尊(いざなみのみこと)を祀る...
大町桂月 「秋の筑波山」
...神を祀るには日本でも支那でも同じことで皆女が祀ることになつて居ります...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...津狡(ツガリ)命を祀るとせり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...その本尊様の霊を祀るところがここだ――主膳の頭巾に...
中里介山 「大菩薩峠」
...秀郷祀るところの神さまと...
長谷川時雨 「鬼眼鏡と鉄屑ぶとり」
...で此時代には妻を娶り兒を生み其の間己は家長となつて祖先の靈を祀る...
松本文三郎 「印度の聖人」
...雨を祀るには燕を用う...
南方熊楠 「十二支考」
...これを焼けばその灰を集めてまた祀るを慮(おもんぱか)り...
南方熊楠 「十二支考」
...仏を祀る仏寺、キリストを拝する耶蘇教寺と何の異あらん...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...人家の祀る所の神が多くは稲荷であつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...六所様を祀る所がある...
柳田国男 「故郷七十年」
...屋敷の鎮守としてこの神を祀るのを見れば...
柳田國男 「地名の研究」
...どうして時平大臣を祀るようになったかは...
柳田國男 「日本の伝説」
...そうして見ると蘇我入鹿を祀るよりも前から...
柳田國男 「日本の伝説」
...公共的に功労のあつた人を祀る習慣になつてゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...黒竜江沿岸の深林に住む蕃族の祀る神も機関人形の構造をしてゐると云ふから...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...土人その徳を慕ってこれを祀る――と刻んである...
吉川英治 「三国志」
...宗良親王を祀るところといふ...
若山牧水 「梅雨紀行」
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