...私(わたくし)どものように帰幽後(きゆうご)神(かみ)として祀(まつ)られるのは真正(ほんとう)の神(かみ)ではありませぬ...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...日月星辰風雲雷雨の諸神を従祀されたのである...
豊島与志雄 「文学以前」
...それで穴師若しくは弓月嵩といふ處に兵主神社があるのは當時漢人が來て居つた處で其の奉じて來た神を祀つて居つたのではあるまいか...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...果してそれが伊勢の皇太神宮に關係があるか尾張氏の先祖の天火明命を祀つたものであるか判斷がつかぬ...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...それから小盂鼎の方は「隹王廿又五祀」とあります...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...その兇賊が神に祀らるるに至った理由はほかにあるのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...祀祭者に本尊が現出するのは...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...屋敷内に移して祀(まつ)つて上げるつて言ひ出したのも無理はあるめえ」「成程」「ところが土地の者が承知しねえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...卜占祭祀を事とし...
三木清 「親鸞」
...その輩いずれも合祀の最も強く行なわれたる三重と和歌山県の産なるは...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...今古を一貫して地の神の奉祀(ほうし)を意味する語であった...
柳田国男 「海上の道」
...父は先祖を祀る時も...
柳田国男 「故郷七十年」
...祀っている地方は多いのであります...
柳田國男 「日本の伝説」
...もとは一箇所も天満宮を祀っていませんでした...
柳田國男 「日本の伝説」
...火の神は愛宕の祀(まつ)られる前からあった筈だから...
柳田国男 「年中行事覚書」
...神社合祀この協同の信心ということは...
柳田国男 「母の手毬歌」
...この武田源左衛門を祀つたのである...
吉川英治 「折々の記」
...火の神を祀(まつ)ったり...
吉川英治 「平の将門」
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