...礼儀正しく座についた...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...一人の供廻りが我々を礼儀正しく...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...僕は Yes, I do, Major. と礼儀正しく答えた...
石川欣一 「比島投降記」
...僕は礼儀正しくしていたが(例えば朝晩の軍艦旗のあげさげに...
石川欣一 「比島投降記」
...スペンサー氏は礼儀正しく聞いていたものの...
オー・ヘンリ O. Henry 大久保ゆう訳 「罪と覚悟」
...欠点を見出せぬ程礼儀正しく...
小泉八雲 田部隆次訳 「生霊」
...五分後いつも通りのツイードを礼儀正しく着用して現れた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...礼儀正しく食事をしてるところは...
豊島与志雄 「道化役」
...礼儀正しくあることによって...
中里介山 「大菩薩峠」
...人間山は、陛下を尊敬して、礼儀正しく、私どもを待遇してくれました...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...ところが、この不思議な杖をそのままにして、主人が戸口をはいって行った時、その杖はどうするかと思うと、これはまた、すぐその小さな翼をひろげて、ぴょんぴょんと跳ねて、ばたばたと戸口の階段を上って行くじゃありませんか! それからとんとんと台所の床を歩いて行って、大変もったい振って、礼儀正しく、クイックシルヴァの椅子の傍に立って、はじめてその杖はとまりました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...蛾がろうそくに引かれるように……」ブルース卿が礼儀正しく進み出た...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...お休み前には父に礼儀正しくキスをするのだが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...平馬は、三斎の姿を見ると、礼儀正しく、畳に手をついて、「夜陰、突然、お愕(おどろ)かし申し、何とも、相済まぬ儀にござりまする」「うむ、よいよい――」と、三斎は、頷(うなず)いて物珍し気な目を連れの、闇太郎から離さずに、「して、それなる人物は、何者じゃ?」「平素より御隠居さま、一芸一能のある者共を、あまさず、御見知り置き遊ばしたいという、お言葉を承(うけたま)わり居りましたれば――」と、平馬は手を突いたまま、「これなる者は、今宵、御隠居所をさして参りまする途中、測らず、柳原河岸にて出会いました人物――...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...礼儀正しくジョウにうでをさし出し...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...礼儀正しく畏れかしこんでいなければならない場所にいるときほど...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いくらしとやかに礼儀正しく努めても...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...敵対をやめて仲よく礼儀正しく附き合わなくてはならない...
和辻哲郎 「鎖国」
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