...一人の供廻りが我々を礼儀正しく...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...この礼儀正しく、教養ある聴衆が、かくもしとやかに、静粛に、そして讃評的であったことは、興味も深く、また気持よかった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...僕は礼儀正しくしていたが(例えば朝晩の軍艦旗のあげさげに...
石川欣一 「比島投降記」
...もっぱら優美に礼儀正しくこの世を送って行かなければならん...
太宰治 「男女同権」
...すこぶる淑(しと)やかに礼儀正しく...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...五分後いつも通りのツイードを礼儀正しく着用して現れた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...折目折目は礼儀正しく...
豊島与志雄 「水甕」
...人間山は、陛下を尊敬して、礼儀正しく、私どもを待遇してくれました...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...男が礼儀正しく帽子を取り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...お金を払ったら奴隷とまでは言わないが礼儀正しくなり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...稀に言葉を発す度には礼儀正しくいちいち瞼を挙げて...
牧野信一 「籔のほとり」
...平馬は、三斎の姿を見ると、礼儀正しく、畳に手をついて、「夜陰、突然、お愕(おどろ)かし申し、何とも、相済まぬ儀にござりまする」「うむ、よいよい――」と、三斎は、頷(うなず)いて物珍し気な目を連れの、闇太郎から離さずに、「して、それなる人物は、何者じゃ?」「平素より御隠居さま、一芸一能のある者共を、あまさず、御見知り置き遊ばしたいという、お言葉を承(うけたま)わり居りましたれば――」と、平馬は手を突いたまま、「これなる者は、今宵、御隠居所をさして参りまする途中、測らず、柳原河岸にて出会いました人物――...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...礼儀正しくジョウにうでをさし出し...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...余りに礼儀正しくてかえって礼を失する者...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ベルリンの市民はこれ等の歓待に謙遜で礼儀正しく清潔で親切だ...
横光利一 「欧洲紀行」
...そういう俗人たちは、礼儀正しく、慈愛に富み、隣人を誹謗せず、何人をも嫉まない...
和辻哲郎 「鎖国」
...敵対をやめて仲よく礼儀正しく附き合わなくてはならない...
和辻哲郎 「鎖国」
...身分あるものは皆礼儀正しく...
和辻哲郎 「鎖国」
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