...「最高にして最善なる感覺の理解に對する障礙は...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...障礙(しょうがい)となる場合には止むを得ないと云ふ事が殆んど無条件で考へられた...
伊藤野枝 「惑ひ」
...生の拡充を障礙せんとするいっさいの事物を除去し破壊すべく...
大杉栄 「生の拡充」
...心ニ無シ二礙一...
高神覚昇 「般若心経講義」
...無キガ二礙一故ニ...
高神覚昇 「般若心経講義」
...障礙(さわり)もないのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...あの礙(がい)という字で...
高神覚昇 「般若心経講義」
...直接には自己の作仏の障礙(しょうがい)となる如き悪といわれる行為をも...
田辺元 「メメント モリ」
......
種田山頭火 「松山日記」
...無礙(むげ)に働きたいと...
直木三十五 「南国太平記」
...花のような佳人とが融和して一団の気と流れて円熟無礙(むげ)の一種の感動を余の神経に伝えたのである...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
......
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...彼はこの偶然の障礙を呪はうともせず...
平出修 「逆徒」
...なんの障礙(しやうがい)もないやうな向になつてゐたのでございます...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...何物の障礙(しょうがい)をもこうむらずにこの男の意志の全幅を領していたのである...
森鴎外 「阿部一族」
...富は道を妨礙する...
森鴎外 「古い手帳から」
...その享楽の世界において無礙(むげ)の愛を持っているのである...
和辻哲郎 「享楽人」
...融通無礙(ゆうずうむげ)なる生きた真理に面接するのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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