...をぢは日ごとに上にもいへるが如く西班牙磴の上に坐したり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...セプチミウス・セヱルス帝の凱旋門に登る磴(いしだん)の上には...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...西班牙(スパニア)の磴(いしだん)を避けてとほり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...母の同胞(はらから)の西班牙の磴にあるを訪はざるならん...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...再び數級の石磴(せきとう)を下る...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...清水(きよみず)の石磴(いしだん)は...
泉鏡花 「薄紅梅」
...仰げば、石磴三百級、岌々として天に朝す...
大町桂月 「鹿野山」
...路(みち)の上に新しい石磴(いしだん)があって...
田中貢太郎 「ある神主の話」
...石磴をあがり詰めると檜の香(か)の紛紛(ふんぷん)する小社(こやしろ)があった...
田中貢太郎 「ある神主の話」
...すっかり執(と)りこまなければならんと云うがいい」勘作はその詞(ことば)に従って石磴をおりて往った...
田中貢太郎 「ある神主の話」
...高い石磴(いしだん)を登って清洒(せいしゃ)な神護寺の境内に上って行き...
近松秋江 「狂乱」
...道の急なところには丸太を横へて磴道を設けてあつたりする...
近松秋江 「箱根の山々」
...これらの石級(せききゅう)磴道(とうどう)はどうかすると私には長崎の町を想い起すよすがともなり得るので...
永井荷風 「日和下駄」
...石磴(せきとう)を登らむとする時その麓なる井のほとりに老婆の石像あるを見...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...赤い幹の間から石磴(せきとう)が五六段手にとるように見える...
夏目漱石 「草枕」
...石磴(せきとう)を登りつくしたる時...
夏目漱石 「草枕」
...人々磴(いしだん)の上に蹲(うずくま)る...
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」
...危磴層層立...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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