...磯部先生の如き佛蘭西學者は元より詳細御承知の如く...   
石川啄木  「A LETTER FROM PRISON」 
...磯部に下りて一泊す...   
大町桂月  「碓氷峠」 
...磯部に近づくに從ひて...   
大町桂月  「妙義山の五日」 
...樹明君と磯部君とを招いて残肴残酒でうかれる...   
種田山頭火  「其中日記」 
...磯部と琳琅閣は小石川伝通院前の青山堂と並びて人の知りたる老舗なり...   
永井荷風  「古本評判記」 
...周防(すおう)の磯部...   
中里介山  「大菩薩峠」 
...磯部なぞの外では...   
額田六福  「解説 趣味を通じての先生」 
...磯部はひとまづ、河邊の家へ落ちついた...   
林芙美子  「崩浪亭主人」 
...磯部隆吉は、店が繁昌していつたところで、それが愉しいと云ふわけでもなく、一生懸命に働いてはゐても、昔ほどの野心も欲望もなく、酒好きな河邊亮太郎が尋ねて來ると、隆吉は亮太郎と、狹い自分達の部屋で、酒を飮みながらよもやま話をするのが唯一の愉しみであつた...   
林芙美子  「崩浪亭主人」 
...今歳(ことし)のなつの避暑(へきしよ)には伊香保(いかほ)に行(ゆ)かんか磯部(いそべ)にせんか...   
一葉女史  「たま※[#「ころもへん+攀」、U+897B]」 
...磯部邸弁天堂の場は愛妾お蔦が典蔵に挑(いど)まれて難義せるを浦戸紋三郎(うらともんざぶろう)に救はれしが...   
三木竹二  「明治座評」 
...酒乱の磯部主計之助(かずえのすけ)の怒強く...   
三木竹二  「明治座評」 
...三重県の磯部大明神にかかる鮫崇拝の遺風ある話は予の「本邦における動物崇拝」に載せた...   
南方熊楠  「十二支考」 
...これは今日の志州(ししゅう)磯部(いそべ)...   
柳田国男  「海上の道」 
...また『俚言集覧』に志摩磯部(いそべ)村に矢立の茶屋あり...   
柳田國男  「地名の研究」 
...磯部(いそべ)の砂浜で大砲の試射をしました...   
山本周五郎  「失蝶記」 
...磯部の浜のときの...   
山本周五郎  「失蝶記」 
...笛は足軽の磯部庄左衛門...   
山本周五郎  「ちくしょう谷」 
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