...「なんだ、石鹸(しやぼん)に白粉に、歯磨粉か...
薄田泣菫 「茶話」
...きびきびした順序で私にまず歯磨粉をつけた楊子を与え...
鷹野つぎ 「窓」
...洗面所に歯磨粉が散らかっていたので...
豊島与志雄 「怒りの虫」
...楊枝だの歯磨粉(はみがき)だの...
夏目漱石 「明暗」
...津田は歯磨粉で口中(こうちゅう)をいっぱいにしながら...
夏目漱石 「明暗」
...このごろは田舍も貧しくて齒磨粉も買へないのだ...
林芙美子 「玄關の手帖」
...磨粉場(こなひきば)や晒布場(さらしば)が活動すれば...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...磨粉場(こなひきば)だの...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...磨粉場(こなひきば)や...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...幾列にもならんだ磨粉場(こなひきば)の水車が幅の広い河波を掬ひあげては...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...あの磨粉場(こなひきば)のそばを通る時に...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...彼の心臓はまるで磨粉場(こなひきば)の臼のやうに激しくうち...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...やがて母は、歯磨粉、楊枝(ようじ)、温湯入れしコツプ、小きブリキの金盥(かなだらい)など持ち来りて枕元に置く...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...自分の居間から歯磨粉(はみがきこ)と手拭(てぬぐい)をもってきて...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...自分の居間から齒磨粉と手拭を持つて來て...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...磨粉(みがきこ)に塩を合わせ夫に塗り...
南方熊楠 「十二支考」
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