...磐梯山(ばんだいざん)(高(たか)さ千八百十九米(せんはつぴやくじゆうくめーとる))の明治二十一年(めいじにじゆういちねん)六月十五日(ろくがつじゆうごにち)に於(お)ける大爆發(だいばくはつ)は...
今村明恒 「火山の話」
...磐床(いはどこ)いづる牧羊の神パアン...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...もう大磐石(だいばんじゃく)で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...常磐津(ときわず)の師匠に...
徳田秋声 「縮図」
...「竹本(たけもと)」や「常磐津(ときはづ)」を初め凡(すべ)ての浄瑠璃(じやうるり)は立派に複雑な感激を現(あらは)して居るけれど...
永井荷風 「黄昏の地中海」
...その後は母の手一つに養育され常磐津(ときわず)などをならっていた...
長谷川時雨 「豊竹呂昇」
...その晩――いい塩梅に間もなく常磐津を語る枝女子という若いおんなが入ってきてくれ...
正岡容 「小説 圓朝」
...「伊沢磐安の宅は迂生(うせい)二十歳の頃に見し所を記憶す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...柏軒の子徳安磐にも此遺伝があつたさうである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...磐の母春が十一月二十四日に七十八歳にして歿した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...昔陸奥に磐城判官正氏と云ふ人があつた...
森鴎外 「歴史其儘と歴史離れ」
...鈴木君は磐城亘理(わたり)郡小鼓(こつづみ)村の旧家の出で...
柳田国男 「山の人生」
...磐城(いわき)の浜づたいをすると急にこの花の群れが盛んになる...
柳田国男 「雪国の春」
...後にも先にも常磐津での人形はこの時ばかり...
山本笑月 「明治世相百話」
...荒浪に取り捲かれた紫色の大磐(おおいわ)の上に...
夢野久作 「瓶詰地獄」
...三常磐が捕えられて来たと聞いた日から...
吉川英治 「源頼朝」
...奉行は、その前に、頼朝に対する清盛の仮借(かしゃく)ない気もちをそれとなく聞いていたので、常磐に対しては、なおさら主人の旨(むね)にかなうように苛烈(かれつ)に扱ったのであったが、案に相違したので非常に狼狽し、やがて彼女を館の下屋(しもや)まで召つれて来た折には、客を伴うように、宥(いた)わり慰めた...
吉川英治 「源頼朝」
...常磐御前から頼まれたり...
吉川英治 「源頼朝」
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