...65前の常磐木(ときわぎ)のかげにあるベンチ...
芥川龍之介 「浅草公園」
...即ち、蔵王、磐梯、赤城、筑波、八ヶ岳その他若干の低い山を除いては、信州大町から針ノ木峠、五色ヶ原、立山温泉と線を引いた、その線の北の方ばかりである...
石川欣一 「可愛い山」
...一つは両親が常磐津が好きで...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...いつ新しい落磐をおこすかもしれないので...
海野十三 「宇宙戦隊」
...お稽古も時には長唄(ながうた)に常磐津(ときわず)...
徳田秋声 「縮図」
...遠江ノ國磐田ノ郡淡海ノ國玉ノ神社...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...「師匠」常磐津富士春は...
直木三十五 「南国太平記」
...あの広井磐之助の仇討はこの新宮さんが助太刀をしたのです...
楢崎龍、川田雪山 「千里駒後日譚」
...常磐津(ときわず)でも...
長谷川時雨 「大橋須磨子」
...先日物故した常磐津松尾太夫の稽古所...
正岡容 「滝野川貧寒」
...しば/\往年の麗人常磐津式多津(ときはづしきたつ)(いまの俗曲西川たつ子)君と小庵へ芸談にやつて来るが...
正岡容 「落語家温泉録」
...磐梯の麓をめぐつて行く汽車もそちらへ...
水野仙子 「道」
...昔陸奥に磐城判官正氏と云ふ人があつた...
森鴎外 「歴史其儘と歴史離れ」
...ヒョウロローと聴えるといっている(『東磐井郡誌』)...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...磐石(ばんじゃく)のようにくみなおした...
吉川英治 「親鸞」
...だから古典平家の序章にはいるまでに「新・平家物語」では「ちげぐさの巻」「九重の巻」「ほげんの巻」「六波羅行幸の巻」「常磐木の巻」と古典にない部類が加えられ「石船の巻」や「みちのくの巻」以外に...
吉川英治 「随筆 新平家」
...血筆をとって岩磐の火皿にかがまったきりであった甲賀世阿弥(こうがよあみ)も...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...どこか母の常磐を思わせるところもあった...
吉川英治 「源頼朝」
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