...即ち、蔵王、磐梯、赤城、筑波、八ガ岳その他若干の低い山を除いては、信州大町から針ノ木峠、五色ガ原、立山温泉と線を引いた、その線の北の方ばかりである...
石川欣一 「山を思う」
...殊(こと)にお母さんは常磐津(ときわず)が上手で...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...第三は「望むらくは鉄(くろがね)の筆と鉛とをもてこれを永く磐石(いわ)に鐫(え)りつけ置かんことを」である...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...僕の腕は急に磐石(ばんじゃく)を載せられたように重くなった...
海野十三 「深夜の市長」
...彼はその根気で猛然と足尾の岩磐にぶつかった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...南北百間ばかりの大磐石...
大町桂月 「十和田湖」
...常磐津(ときわず)のうまい若い子や...
徳田秋声 「挿話」
...後年磐渓が『雪華図説』の翻刻をして序文を書いているのも...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...然(し)かも斎(いさい)先生の親筆に係り門人大槻磐水(おおつきばんすい)先生に贈りたるものなり...
福澤諭吉 「蘭学事始再版之序」
...さる無駄口に暇潰(ひまつぶ)さんより手取疾(てっとりばや)く清元と常磐津とを語り較べて聞かすが可(よ)し...
二葉亭四迷 「小説総論」
...今の長唄、清元、常磐津その他、元は関西から来て長く江戸に流行って、俗に江戸唄と称せられるものの中に、その道の大家の唄われるのを聞くと、月とか花とか風とかいう言葉には関西のアクセントそのままのものが残っている...
宮城道雄 「声と性格」
...磐谷の祖先は武士であつただらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「磐安(ばんあん)さんがわたしを女房(にようぼ)に持つてくれぬかしら」とは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...十七年十二月二十日磐の長女曾能(その)が生れた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...通称磐安(ばんあん)は文化七年に生れた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...アヲカテ陸中東磐井地方で青カテと謂つて居るのは...
柳田國男 「食料名彙」
...静岡県磐田(いわた)郡上阿多古村)関東地方では秩父(ちちぶ)の小鹿野(おがの)の宿に...
柳田國男 「日本の伝説」
...どこか母の常磐を思わせるところもあった...
吉川英治 「源頼朝」
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