...63大きい常磐木(ときわぎ)の下にあるベンチ...
芥川龍之介 「浅草公園」
...「ピニヨロ」なんどの常磐樹(ときはぎ)立てるが...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...磐(いわ)あにその処より移されんや」と...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...常磐木の緑もあろう...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...常磐木の花環のこともあり...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...もう大磐石(だいばんじゃく)で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...此所(ここ)に畫(ゑが)きたるものの出所(しゆつしよ)は岩磐新地貝塚なるが...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...一俳諧師(はいかいし)松風庵蘿月(しょうふうあんらげつ)は今戸(いまど)で常磐津(ときわず)の師匠(ししょう)をしている実(じつ)の妹をば今年は盂蘭盆(うらぼん)にもたずねずにしまったので毎日その事のみ気にしている...
永井荷風 「すみだ川」
...そうでなければ清元(きよもと)や常磐津(ときわず)で腐爛(うじゃじゃ)けている御家人芝居...
中里介山 「大菩薩峠」
...磐長姫の名を筆頭に上げたからといって...
中里介山 「大菩薩峠」
...磐梯山にあのやうな烟の立つ筈はない...
長塚節 「鉛筆日抄」
...併し其の磐は地名なれば地名にあやかりて其處の草をむすぶといふなるべし...
正岡子規 「萬葉集を讀む」
...常磐橋の辻から、京町へ曲がる角に釜(かま)を据えて、手拭(てぬぐい)を被った爺(じ)いさんが、「ほっこり、ほっこり、焼立ほっこり」と呼んで売っているのである...
森鴎外 「独身」
...磐城(いわき)四倉浜にも村々から神輿を海岸へ舁(かつ)いで出る風があって...
柳田国男 「年中行事覚書」
...磐城(いわき)の浜づたいをすると急にこの花の群れが盛んになる...
柳田国男 「雪国の春」
...今まで深く茂った大きな常磐木(ときわぎ)の森の間に...
夢野久作 「白髪小僧」
...下へかかる敵を見たら一度に磐石(ばんせき)の雨を浴びせるのだ...
吉川英治 「三国志」
...聞くうちに顔の血の気も失せて、紙より白く見えたと思うと、常磐は、眼をふさぎ唇をかんで社(やしろ)の縁へ横に仆れてしまったのであった...
吉川英治 「源頼朝」
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