...「ピニヨロ」なんどの常磐樹(ときはぎ)立てるが...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...其形(かた)ち磨磐(ひきうす)の如く...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...大名をとめて蘇鉄の月夜かな田福(でんぷく)蘇鉄は厳として磐石(ばんじゃく)の如く動きません...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...土曜日には常磐館(ときわかん)まで延(の)すことにしたからであった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...だからその以来私の四十六歳で常磐会寄宿舎の監督として...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...磐城の連山の雲霧の彼方(かなた)に...
中里介山 「大菩薩峠」
...短い洞門をくゞれば直ぐに磐城の国であるといふことが散歩の度に私の興味を湧かせるのであつた...
長塚節 「隣室の客」
...常磐津(ときわず)の師匠の格子戸へ犬の糞(ふん)をぬった不良若衆で...
長谷川時雨 「木魚の顔」
...昔当所山中の処にて常磐御前を殺せし者の子孫...
南方熊楠 「十二支考」
...此等は後年柏軒の嗣子磐(いはほ)の聞き伝へてゐて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「上卿日野中納言、万延二年二月三日宣旨、磐安、宜叙法橋、奉蔵人右中辨兼左衛門権佐藤原豊房...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...磐安改磐の日記の断簡があつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
......
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...山の傾斜と直立する常磐木との角度...
柳田国男 「雪国の春」
...やはり磐石である...
吉川英治 「三国志」
...京の常磐でござりまする...
吉川英治 「源頼朝」
...覚悟はしていたものの、さては迎えかと、常磐は、乳のあたりを刃もので突き抜かれる思いがした...
吉川英治 「源頼朝」
...大磐石(だいばんじゃく)のうえに車座となり...
吉川英治 「源頼朝」
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