...切磋琢磨(せっさたくま)され...
太宰治 「ロマネスク」
...壮志磋跌(さてつ)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...互に切磋(せっさ)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...科学者の切磋琢磨や一意専心の努力も必要には違いない...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...求めて詩友と交って切磋琢磨(せっさたくま)に努めたりすることをしなかった...
中島敦 「山月記」
...切磋骨を刻むが如き努力の成果と...
久生十蘭 「魔都」
...相ともに講究切磋(せっさ)し...
福沢諭吉 「慶応義塾の記」
...磋磯之介の襟(えり)をのぞきこんだ...
吉川英治 「旗岡巡査」
...磋磯之介(さきのすけ)の肌着と...
吉川英治 「旗岡巡査」
...その晩、磋磯之介は、ここから常陸岸(ひたちぎし)の玉造(たまつくり)へ上陸(あが)る決心をしていたので、「そうか、それは有難い」と、心からいった...
吉川英治 「旗岡巡査」
...磋磯之介は涙がこぼれてたまらなかった...
吉川英治 「旗岡巡査」
...返辞をしてくれないので、彼は権十のそばへ戻って、「金子(きんす)は持ち合せていないし、何も礼につかわす物がないが……これはわしの刀に付けておる目貫(めぬき)で、鉄地に花菖蒲(はなあやめ)の象嵌彫(ぞうがんぼり)、作銘(さくめい)もないが、持ち馴れた品じゃ、かたみに上げるから納めておいてくれ」「と、とんでもない」権十は押し返したが、「寸志だ」いい捨てて、磋磯之介は、常陸岸(ひたちぎし)の蕭々(しょうしょう)と暗い風のそよぐ広原へ駈け去ってしまった...
吉川英治 「旗岡巡査」
...海後磋磯之介(かいごさきのすけ)の眼には...
吉川英治 「旗岡巡査」
...海後磋磯之介(さきのすけ)の実兄であった...
吉川英治 「旗岡巡査」
...御舎弟の磋磯之介様が...
吉川英治 「旗岡巡査」
...――けれど磋磯之介の胸にはここを去るとなると...
吉川英治 「旗岡巡査」
...「御辛労をかけまする」磋磯之介(さきのすけ)は...
吉川英治 「旗岡巡査」
...切磋琢磨(せっさたくま)はこの停(と)まるところのない無限の道の合い言葉にほかならぬ...
和辻哲郎 「孔子」
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