...そして私が心の中に描いている理想的な演出、もしくは完成されつくした演技指導の型といったようなものの特色は、著しく静かでほとんど無為に似た形式をとりながら、その実、当事者間には激しい精神の交渉、切磋、琢磨がつづけられ、無言のうちに指導効果が刻々上昇して行くといった形において想像される...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...切磋琢磨(せっさたくま)され...
太宰治 「ロマネスク」
...互に切磋(せっさ)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...科学者の切磋琢磨や一意専心の努力も必要には違いない...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...講誦を止めず切磋(せっさ)を怠(おこた)らず...
中島敦 「弟子」
...相ともに講究切磋(せっさ)し...
福沢諭吉 「慶応義塾の記」
...弱冠ニシテ至芸、切磋一家ヲ成ス...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...みな切磋琢磨(せっさたくま)...
吉川英治 「親鸞」
...磋磯之介の襟(えり)をのぞきこんだ...
吉川英治 「旗岡巡査」
...そして磋磯之介(さきのすけ)に...
吉川英治 「旗岡巡査」
...御舎弟の磋磯之介様が...
吉川英治 「旗岡巡査」
...きっと磋磯之介(さきのすけ)さんは...
吉川英治 「旗岡巡査」
...「御辛労をかけまする」磋磯之介(さきのすけ)は...
吉川英治 「旗岡巡査」
...家が見える」磋磯之介は...
吉川英治 「旗岡巡査」
...海後磋磯之介(さきのすけ)と...
吉川英治 「旗岡巡査」
...……ほんとに海後磋磯之介様じゃねえですか」「ちがう...
吉川英治 「旗岡巡査」
...わしの顔を覚えている人間がいるとみえる」四自分でさえもう他人の名のような気のしている海後磋磯之介(さきのすけ)という姓名なのだ...
吉川英治 「旗岡巡査」
...切磋琢磨(せっさたくま)はこの停(と)まるところのない無限の道の合い言葉にほかならぬ...
和辻哲郎 「孔子」
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