...確言する必要はなかったのに彼は口を滑らせた...
...彼は自分が闇金融に手を出していたことを確言しなかった...
...まさか彼がそのようなことをするとは確言できない...
...彼女は社長が会社を辞めると確言したが、本当かどうかはわからない...
...あの政治家は公約を破ったことを確言し、国民から批判を浴びた...
...日本人は益々安全なる地位にありと確言したる由に候◎同上二十八日總會 翌二十八日總會も亦活劇を演出したる由にて島田三郎氏軍備の爲め凡ての事業を犧牲とするも兵器を活用する財政上の基礎ありやと...
石川啄木 「雲間寸觀」
...「明日は必ず来る」と組合で確言するにも拘らず...
犬田卯 「米」
...確言せぬのだ...
太宰治 「HUMAN LOST」
...固(もと)より確言する能はざれど...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...何事をも確言し得なかったが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...またその悪夢が実際起こったことであるとどうして確言できよう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...南極に大陸があるなどと確言したものはなかったのだから...
久生十蘭 「南極記」
...この「対象はそれ自身と同一」という確言には主語と述語が含まれているとは言うものの...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...いまだ岡崎氏ごとく手短く定則的に確言した者あるを聞かぬと感心された...
南方熊楠 「十二支考」
...塗料のところは黒であったか鼠色であったか確言は出来ぬ...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...「……そしてまだ確言はできませぬけれど...
山本周五郎 「日本婦道記」
...ぼくは今そんな安楽なことなんぞ考えちゃいないんだ」天青はおれになんどもそう確言した...
山本周五郎 「陽気な客」
...諸国の武門を密々説きまわっている今――とも確言した...
吉川英治 「私本太平記」
...時期を確言したことだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...勝家は折れて、秀吉の提議を容(い)るべし、と確言した...
吉川英治 「新書太閤記」
...一般的な確言はしにくい気もするのである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...それが馬鹿げたことでないと誰が確言し得ようか...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
...それが孔子の「天」の思想にちょうど当たっているかどうかは確言することはできぬが...
和辻哲郎 「孔子」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??