...しかれども彼の理想と信仰とは確固として動かず...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...近い内に自分達の勝利者たるべき信念は確固としている...
大隈重信 「青年の天下」
...確固として不動のものに見えてくるのであった...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...いろんな弱点を有しながらも信念のうちに確固としてとどまってるその理想主義的な性格の威力を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...確固として動かすべからざるものか...
長岡半太郎 「大阪といふところ」
...より強く確固として鮮明であることは...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...確固としていてこそはじめて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...目的さえ確固としておれば...
柳田国男 「年中行事覚書」
...確固たるものが確固として動かない事実を慥(たしか)めた時...
山本周五郎 「松林蝙也」
...朝廷という御中心は確固として...
吉川英治 「新書太閤記」
...――しかも、善信御房の信心は、誰が見ても、玉日さまを妻となされてからの方が、確固として、頼もしげに見えているではないか」「だから吾々も、女人に対して、もっと近づいていいと仰せられるか」「だめだ、こんな心では」自分の未熟を無念がるように、安楽房はそういってもだえた...
吉川英治 「親鸞」
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