...まことなる信仰と、確かなる希望と、完全なる愛とを授け給はむことを...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...これらの事実が彼の説を確かめるものと彼には思われた...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...確かな手応(てごたえ)があった...
海野十三 「赤外線男」
...ここでも住民はテムズ川から桶で水を汲む以外に方法の無いことはその家を訪ねて確かめた...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...確かに良心に相違ない...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...まったく確かである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...が、彼よりはげしい肉体労働に堪(た)え得る人間はほとんどなかったし、また確かに彼は、彼と同体量の拳闘家としては私の会ったことのある人のうちでは最も優れた拳闘家の一人だった...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「黄色な顔」
...これに反して須田町(すだちやう)に立つて居る銅像は確かに誤訳である...
戸川秋骨 「翻訳製造株式会社」
...ザロメは確かに皆は気が狂ったのだと思った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...頻繁(ひんぱん)なる馬車の往来は街路を広くするということも確かな事実である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...セーヌ右岸イエナ橋付近の汀(みぎわ)における悪漢どもの挙動を確かむべし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...前の方が正しくて私のが間違であると判斷して頂けば確かであります...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...そういう疑いも確かにありうるが...
中島敦 「李陵」
...確かに鶴の一千二百三十四...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼は小説家であるよりも確かにより多く詩人である...
萩原朔太郎 「室生犀星に就いて」
...尊敬も持たれていることは確かで...
吉川英治 「黒田如水」
...その確かに存在していることが確かめられるばかりでなく...
蘭郁二郎 「脳波操縦士」
...自分は、気が確かだ...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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