...確かにスパルタ式の訓練だった...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...カワカミが生きている確かな証拠を申し上げにまいりました」「なんじゃ...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...確かにどこかこの建物の中の遠くの方で...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
......
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...「ずっぷりとまるで血のように真っ紅になって……確かに血なんだよ...
橘外男 「蒲団」
...そしてかようにして私は確かに...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...今となってはもうそれを確かめる道はなくなってしまったわけである...
寺田寅彦 「B教授の死」
...悟空(ごくう)は確かに天才だ...
中島敦 「悟浄歎異」
...こんな旨いものが世にあるかと疑いつつ舌を鳴らしたのは確かである...
夏目漱石 「思い出す事など」
...確かに自分と衝突(しょうとつ)しているものがあると覚悟する必要がある...
新渡戸稲造 「自警録」
...真っ黒な男が立っているじゃありませんか」「確かに男だね」「それはもう親分さん...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――それも確かに鍵をかけたつもりでしたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...確かな證據はないのですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...)経験に基づく何よりも確かなことは...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...だが俺の腕は確かだ...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...今書かれたとも思われる文章のこまごまと確かな筋の通っているのを読んで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...これは欺きやすく・満たしやすい・不確かな審判者だからである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...特に強さや確かさのあるのは釜戸(くど)と呼ぶ炉(ろ)や五徳(ごとく)の類である...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
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