...その穴が致命的なのかどうか、これで説明可能なのかどうか、確かめたい...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...もしあいつが暗闇の前後に、まだ府中の土地を踏んでいるとすれば、もう確かだ...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...私は確かな呼吸も知つてゐるし...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...併しいつでも出来る筈のことを偶々最近気が向いたから始めたというような印象は確かに消し難い...
戸坂潤 「社会時評」
...確かにジョルジュはそれらの過失を軽く見て...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それは確かだ...
豊島与志雄 「自由人」
...かねて林間にあって状態をうかがっていたことは確かです...
中里介山 「大菩薩峠」
...「確かにこの私、――彦太郎が下手人に違ひはありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...刃物を入れてあったことだけは確かにわかりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...時三郎にも加納屋甚兵衞を殺したといふ確かな證據は無く...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...目先がぼーっとなってはッきり確かめることは出来なかった...
本庄陸男 「石狩川」
...確かにあり得ないことではない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...政治的欲望を含まないような教育的欲望が稀であることは確かである...
三木清 「人生論ノート」
...かくて声も香も他に知れざりしを確かめ...
南方熊楠 「十二支考」
...そは単なる約束にして確かなる証明にはあらざるなり(セネカ)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...われわれの皮相のはたして真相なりや否やを確かめるに際して...
柳田国男 「雪国の春」
...部数は確か五百で...
柳田国男 「予が出版事業」
...いずれにしても最近に人の手が触れなかった事は確かである...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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