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饗庭篁村 「木曾道中記」
...この下馬評がほぼ碓実視される頃は...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...碓氷の流域見えそめて...
大町桂月 「碓氷峠」
...汽車にも閑却せられたる碓氷東麓の古驛...
大町桂月 「碓氷峠」
...碓氷川畔に逍遙し...
大町桂月 「碓氷峠」
...なほ遠く碓氷の流域を見渡す...
大町桂月 「妙義山の五日」
...是を玄米のまゝ碓で挽いて粉にする...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...その層の一番どん底を潜って喘(あえ)ぎ喘ぎ北進する汽車が横川駅を通過して碓氷峠(うすいとうげ)の第一トンネルにかかるころには...
寺田寅彦 「浅間山麓より」
...碓氷峠のあの風車誰を待つやらクルクルとその碓氷峠は想望するのみで...
中里介山 「大菩薩峠」
...身は早く碓氷の坂路にあり...
長塚節 「草津行」
...五月雨や木曾は一段の碓氷嶽 碧梧桐上野より汽車にて横川に行く...
正岡子規 「かけはしの記」
...上信国境の碓氷峠における熊野神社等を数えることができる...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...『書紀』に小碓命(おうすのみこと)少女の装いで川上梟師(たける)を誅(ちゅう)したと出で...
南方熊楠 「十二支考」
...駅を出れば直に碓氷峠のはね石坂なり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...――碓氷へかけて夜旅に出る...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...たそがれの碓氷の峠...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...武藏(むさし)から上野(かうづけ)へかけて平原を横切つて汽車が碓氷(うすひ)にかゝらうとする...
若山牧水 「樹木とその葉」
...同じ左手にかなり強い角度を以て碓氷川へ傾斜してゐる桑畑か何ぞの中に坂本といふ舊い宿場が見下さるゝ...
若山牧水 「樹木とその葉」
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