...路傍の叢中(そうちゅう)には一基の古碑...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...三元がまだ碑文谷署にいるかどうかということ...
梅崎春生 「黄色い日日」
...その石碑の向こうから立ちさったけはいもないのです...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...この案内者は外にもまだいろいろの口碑を知っていた...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...これは鋼筆を以て鐫(ほ)られたる記念碑なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...」の句碑あることを知っているものが今は幾人あるであろう...
永井荷風 「深川の散歩」
...やがて首里の玉陵に其の最古の碑を見ることを得たのである...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...勝利者の陣地は記念碑の立ち並ぶ町となるのだ――功績に向けて...
A. ビアス A.Bierce The Creative CAT 訳 「チカモーガ」
...碑のやうな岩があつた...
牧野信一 「山を越えて」
...碑文紀平洲撰せり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...碑表は石牀先生之墓と題す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...明治四十一年七月頃須磨寺に歌碑が建てられ...
柳田国男 「故郷七十年」
...名称と口碑とがいつか湾内の砂嘴に移って来たものと見られる...
柳田國男 「地名の研究」
...一つ眼という怪物が出るという口碑があることで...
柳田国男 「木綿以前の事」
...秦勝道の子だったという口碑がある...
柳田国男 「雪国の春」
...それに六尺ほどな板碑(ばんぴ)が、にょっきと建ち、台石となっている石彫りの大亀(おおがめ)は、碑を背に載せて、千古、眠りより醒(さ)めず、といったふうである...
吉川英治 「新・水滸伝」
...さっきからその石碑のそばに...
吉川英治 「親鸞」
...虚子氏の句碑のそばからハイヤーに乗り...
吉川英治 「随筆 新平家」
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