例文・使い方一覧でみる「碌に」の意味


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...乳も碌に飲まない中に母犬(おふくろ)には別れ...   乳も碌に飲まない中に母犬には別れの読み方
内田魯庵 「犬物語」

...大洞と来たら外国語が碌に出来ぬさうだ...   大洞と来たら外国語が碌に出来ぬさうだの読み方
内田魯庵 「犬物語」

...かえってまだ碌に監獄っ気の抜けないうちに来たのだから...   かえってまだ碌に監獄っ気の抜けないうちに来たのだからの読み方
大杉栄 「獄中消息」

...日さえ碌には当らない...   日さえ碌には当らないの読み方
大杉栄 「続獄中記」

...『碌に銭を持たねえで...   『碌に銭を持たねえでの読み方
田山花袋 「朝」

...今年二十歳だが碌にイロハも読めぬ女だ...   今年二十歳だが碌にイロハも読めぬ女だの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...碌に実が生(な)らぬ柿の木さえ秋は美しく紅葉し...   碌に実が生らぬ柿の木さえ秋は美しく紅葉しの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...彼は碌に後方を眺めないだろう...   彼は碌に後方を眺めないだろうの読み方
豊島与志雄 「新時代の「童話」」

...初めは用心して口も碌に利かなかったが...   初めは用心して口も碌に利かなかったがの読み方
豊島与志雄 「道連」

...碌に目は出ないが...   碌に目は出ないがの読み方
野村胡堂 「裸身の女仙」

...一兵卒にすぎない彼は野戦病院で殆ど碌に看護も受けないで死に晒されたのであった...   一兵卒にすぎない彼は野戦病院で殆ど碌に看護も受けないで死に晒されたのであったの読み方
原民喜 「翳」

...殆ど碌に顔も知っていなかった...   殆ど碌に顔も知っていなかったの読み方
原民喜 「翳」

...碌に小遣いもくれないから...   碌に小遣いもくれないからの読み方
久生十蘭 「金狼」

...そんなことを言って笑いものにでもなさる気かね? 碌に自分の職務も...   そんなことを言って笑いものにでもなさる気かね? 碌に自分の職務もの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...碌に泳げるのでもなく...   碌に泳げるのでもなくの読み方
牧野信一 「貧しき日録」

...碌にしみじみ話をする機会も無い間(うち)に...   碌にしみじみ話をする機会も無い間にの読み方
松崎天民 「友人一家の死」

...汝は瓦師方にありて碌に食料をくれず骨と皮ばかりに痩(や)せて困苦労働したるに...   汝は瓦師方にありて碌に食料をくれず骨と皮ばかりに痩せて困苦労働したるにの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...早朝夜も碌に明ぬ内から出掛て往た者で...   早朝夜も碌に明ぬ内から出掛て往た者での読み方
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」

「碌に」の読みかた

「碌に」の書き方・書き順

いろんなフォントで「碌に」

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