例文・使い方一覧でみる「碌に」の意味


スポンサーリンク

...実際又僕の体は碌に身動きも出来ないほど...   実際又僕の体は碌に身動きも出来ないほどの読み方
芥川龍之介 「河童」

...俺は四月と五月との生命の差別さへ碌に知らずに...   俺は四月と五月との生命の差別さへ碌に知らずにの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...碌に話もしないで...   碌に話もしないでの読み方
池宮城積宝 「奥間巡査」

...碌に挨拶をする時間もなく...   碌に挨拶をする時間もなくの読み方
石川欣一 「比島投降記」

...ですから自分は一人で書斎に入ったきり食事も碌にせず...   ですから自分は一人で書斎に入ったきり食事も碌にせずの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「消えた霊媒女」

...あるいはまだ碌にはできていなかった...   あるいはまだ碌にはできていなかったの読み方
大杉栄 「続獄中記」

...私は彼らの返事は碌にも聞かず...   私は彼らの返事は碌にも聞かずの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...恐らく死の可能などは碌に信じてもいなかったろう...   恐らく死の可能などは碌に信じてもいなかったろうの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」

...おれの傍へは碌に寄りついてもくれなかつたんだ...   おれの傍へは碌に寄りついてもくれなかつたんだの読み方
徳田秋聲 「老苦」

...その儘にしといた方がいいですね」「何しろ碌に寝なかったんだからな...   その儘にしといた方がいいですね」「何しろ碌に寝なかったんだからなの読み方
戸田豊子 「歩む」

...初めは用心して口も碌に利かなかったが...   初めは用心して口も碌に利かなかったがの読み方
豊島与志雄 「道連」

...殆ど碌に顔も知っていなかった...   殆ど碌に顔も知っていなかったの読み方
原民喜 「翳」

...碌に挨拶もせいで行つたのだもの...   碌に挨拶もせいで行つたのだものの読み方
正宗白鳥 「避病院」

...碌にしみじみ話をする機会も無い間(うち)に...   碌にしみじみ話をする機会も無い間にの読み方
松崎天民 「友人一家の死」

...汝は瓦師方にありて碌に食料をくれず骨と皮ばかりに痩(や)せて困苦労働したるに...   汝は瓦師方にありて碌に食料をくれず骨と皮ばかりに痩せて困苦労働したるにの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...碌に顔も見ずにすぐ近い村へ里子にやって仕舞った...   碌に顔も見ずにすぐ近い村へ里子にやって仕舞ったの読み方
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」

...碌に書いたとも思わないのに...   碌に書いたとも思わないのにの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...親達は碌にお互の話もしないで食事が終ると...   親達は碌にお互の話もしないで食事が終るとの読み方
室生犀星 「神のない子」

「碌に」の読みかた

「碌に」の書き方・書き順

いろんなフォントで「碌に」


ランダム例文:
重視した   お遊び   うつろな感じ  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
龍王洞   空気汚染   支配下  

スポンサーリンク

トップへ戻る