...碌々聞きもしないで又急に話をかへた...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...碌々挨拶もしないで帰つて行つてしまつた...
有島武郎 「お末の死」
...自分が放慢なためにそんなことを考えて見たこともないのに依るかも知れないが、一つは十二年も北海道で過しながら、碌々旅行もせず、そこの生活とも深い交渉を持たないで暮して来たのが原因であるかも知れないと思う...
有島武郎 「北海道に就いての印象」
...那(ああ)して毎日碌々(ごろごろ)してゐて何をする積りなんですか...
石川啄木 「鳥影」
...ひと通りの礼儀としての挨拶も碌々(ろく/\)せぬのだ...
犬養健 「愚かな父」
...碌々(ろく/\)貝塚(かひづか)を發掘(はつくつ)して見(み)もせずに...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...親父の代までは人が碌々(ろく/\)交際も為(し)ない程の貧しい身分で...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...夜も碌々(ろく/\)寝られないのですから」「それで...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...夜も碌々(ろく/\)寝られねえに...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...なまじっか出来るなんて慢心して碌々準備をしなかったものだから...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...碌々言語が相通ぜなくとも...
新渡戸稲造 「東西相触れて」
...――私が村を引きあげる前後の頃は斯んな風に碌々としてゐるには...
牧野信一 「くもり日つゞき」
...たゞ黙つて碌々してゐるのではなく...
牧野信一 「毒気」
...碌々食ふものもなく...
牧野信一 「武者窓日記」
...少し遅くなって碌々(ろくろく)死水も取らなかった...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...五体は碌々(ろくろく)と徒食して...
吉川英治 「三国志」
...碌々(ろくろく)とあえぐ...
吉川英治 「三国志」
...先帝の代にも碌々(ろくろく)と空とぼけ...
吉川英治 「三国志」
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