...母は碌々返事もしないで布巾(ふきん)をかけた精進の膳を出してすゝめた...
有島武郎 「お末の死」
...其の話を碌々(ろくろく)耳にも入れず...
石井研堂 「元日の釣」
...那(ああ)して毎日碌々(ごろごろ)してゐて何をする積りなんですか...
石川啄木 「鳥影」
...尤も新聞さへ碌々読まんのが多いのだから...
内田魯庵 「家庭の読書室」
...碌々(ろくろく)家人と語る暇がなかったほどに奔走した...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...碌々(ろくろく)聞きもしないうちからもうグンニャリして...
橘外男 「葛根湯」
...学校の教育も碌々(ろくろく)受けられないで...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...碌々(ろくろく)小学校すら卒業していない彼女の学力が不足であった...
徳田秋声 「あらくれ」
...保子へ碌々挨拶もしないで...
豊島与志雄 「反抗」
...われは隠居仕事に「よろず研究御あつらえ所」のささやかなる看板に世をしのびて碌々余生を送るもあわれなりける...
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」
...」と碌々顔もあげないで答へた...
牧野信一 「奇友往来」
...不断はこせこせとしてゐるばかりで他人の顔を見ても碌々話も交さぬ癖に...
牧野信一 「サクラの花びら」
...毎日あまりに所在なく退屈さうに碌々(ごろごろ)としてゐるので...
牧野信一 「毒気」
...碌々わたしの姿も見ず...
牧野信一 「緑の軍港」
...上杉一藩にはお館をはじめとし、その精神(みたま)をもって、武士道の本則とし、弓矢の大願となしていること、出陣のたびにする神前の誓いをもっても、確(しか)と、分っているはずではないか」「いや、それとても、越後武士の名を辱(はずかし)めては」「生きながらえて、碌々と、なすこともせず、死んだら笑え...
吉川英治 「上杉謙信」
...栄(さか)うる者は自ら安々(あんあん)辱(はずかし)めらるる者は定めて碌々(ろくろく)南陽に隠君(いんくん)有り高眠臥(ふ)して足らずと...
吉川英治 「三国志」
...先帝の代にも碌々(ろくろく)と空とぼけ...
吉川英治 「三国志」
...プラスビイユはフフンと鼻であしらって返事も碌々しなかった...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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