例文・使い方一覧でみる「碌々」の意味


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...丁度客の顔をあたつて居た鶴吉は碌々見返りもしなかつた...   丁度客の顔をあたつて居た鶴吉は碌々見返りもしなかつたの読み方
有島武郎 「お末の死」

...碌々食うものも食わせ無えで置いて...   碌々食うものも食わせ無えで置いての読み方
有島武郎 「かんかん虫」

...あゝして毎日碌々(ごろ/\)してゐて何をする積りなんですか...   あゝして毎日碌々してゐて何をする積りなんですかの読み方
石川啄木 「鳥影」

...沼南と仕事を侶(とも)にした提携者や門下生的関係ある昵近(じっきん)者さえが「復たユックリ来給え」で碌々(ろくろく)用談も済まない中(うち)に撃退されてブツクサいうのは珍らしくなかった...   沼南と仕事を侶にした提携者や門下生的関係ある昵近者さえが「復たユックリ来給え」で碌々用談も済まない中に撃退されてブツクサいうのは珍らしくなかったの読み方
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」

...家族は誰も嫌(いや)がって碌々(ろくろく)関(かま)いつけなかった...   家族は誰も嫌がって碌々関いつけなかったの読み方
内田魯庵 「二葉亭余談」

...学校の教育も碌々(ろくろく)受けられないで...   学校の教育も碌々受けられないでの読み方
橘外男 「墓が呼んでいる」

...自分は忙しくて碌々(ろくろく)お相手もできないが...   自分は忙しくて碌々お相手もできないがの読み方
橘外男 「墓が呼んでいる」

...あの青白い顔……沈み切った力ない顔……ほほえみながら口も碌々(ろくろく)きかずに……...   あの青白い顔……沈み切った力ない顔……ほほえみながら口も碌々きかずに……の読み方
橘外男 「墓が呼んでいる」

...作者の頭に碌々その人物も光景も映つてゐないのに...   作者の頭に碌々その人物も光景も映つてゐないのにの読み方
田山録弥 「雑事」

...公等碌々(ろくろく)の数を免れざるなり...   公等碌々の数を免れざるなりの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...喫驚してるお上さんの言葉に碌々耳も傾けず...   喫驚してるお上さんの言葉に碌々耳も傾けずの読み方
豊島与志雄 「未来の天才」

...碌々(ろくろく)...   碌々の読み方
直木三十五 「三人の相馬大作」

...われは隠居仕事に「よろず研究御あつらえ所」のささやかなる看板に世をしのびて碌々余生を送るもあわれなりける...   われは隠居仕事に「よろず研究御あつらえ所」のささやかなる看板に世をしのびて碌々余生を送るもあわれなりけるの読み方
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」

...碌々あたりに注意もはらはず...   碌々あたりに注意もはらはずの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」

...碌々はなしにも身を入れず...   碌々はなしにも身を入れずの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」

...真暗闇の中で碌々眠ることも適はず...   真暗闇の中で碌々眠ることも適はずの読み方
牧野信一 「その村を憶ひて」

...夜も碌々眠れないほど嬉しいのよ...   夜も碌々眠れないほど嬉しいのよの読み方
牧野信一 「天狗洞食客記」

...碌々として老兵で終るといふ一人の凡々たる雜兵の眼から見たその時代ですね...   碌々として老兵で終るといふ一人の凡々たる雜兵の眼から見たその時代ですねの読み方
吉川英治 「折々の記」

「碌々」の読みかた

「碌々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「碌々」


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座り直す   避けがたい   男の性  

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