...手近にあった硯箱(すずりばこ)と料紙(りょうし)とを引き寄せた...
有島武郎 「或る女」
...硯の善(よ)いのを沢山持ち合せてゐたが...
薄田泣菫 「硯と殿様」
...牢乎として抜くべからざる勢力のあつた硯友社が根柢からくつがへされて行つたのは...
田山録弥 「明治文学の概観」
...あたかもこの時に当り小説家の淵叢(えんそう)たりし硯友杜(けんゆうしゃ)の才人元禄文学の研究と共にまた盛んに俳句を咏ぜしは斯道(しどう)の復興に与(あずか)つて甚(はなはだ)力ありしなり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...机の上には当時まだ珍品であつたペン軸型の万年筆や硯箱の彼方には...
中原中也 「引越し」
...墨や硯のことに興味をもち始めた頃であった...
中谷宇吉郎 「露伴先生と科学」
...七田口は硯箱(すずりばこ)と巻紙を取り寄せて...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...その次には鬼瓦(おにがわら)ぐらいな大硯(おおすずり)を担ぎ込んだ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...おれの前へ大きな硯を突(つ)きつける...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...硯友社創立時の友達たちを向うに廻して...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...硯(すゞり)に墨も流した...
眞山青果 「茗荷畠」
...何でもないふうに硯(すずり)の墨をすりながら...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...硯(すずり)を引き寄せて宮は紙へ無駄(むだ)書きをいろいろとあそばし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...筆硯にわれ筆をとることを憂しとなすこころなく何をつづらんとする...
室生犀星 「忘春詩集」
...硯箱(すずりばこ)...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...伝来の文台と硯函とを受継いで...
柳田国男 「故郷七十年」
...傍らの几(つくえ)にあった玉硯(ぎょっけん)をつかんで床に砕いたという...
吉川英治 「三国志」
...祐筆は硯(すずり)を寄せ...
吉川英治 「新書太閤記」
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