例文・使い方一覧でみる「硯」の意味


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...団子坂(だんござか)の或骨董屋(こつとうや)に青磁(せいじ)の屏(けんびやう)の出てゐることを話した...   団子坂の或骨董屋に青磁の硯屏の出てゐることを話したの読み方
芥川龍之介 「野人生計事」

...机の両端には一つ/\が出てゐるのであつたが...   机の両端には一つ/\硯が出てゐるのであつたがの読み方
石川啄木 「二筋の血」

...眞中に箱が出て...   眞中に硯箱が出ての読み方
泉鏡花 「遺稿」

...ツマリこの三人が友社の創立発起人でありかつ無限責任者であったが...   ツマリこの三人が硯友社の創立発起人でありかつ無限責任者であったがの読み方
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」

...演劇改良の声が漸く高まりかけた明治二十三年の正月、友社は、初めて文士劇を実演した...   演劇改良の声が漸く高まりかけた明治二十三年の正月、硯友社は、初めて文士劇を実演したの読み方
江見水蔭 「硯友社と文士劇」

...」そして彼は何と思ってか、箱を引寄せて、一篇の漢詩を白紙に書いて示した...   」そして彼は何と思ってか、硯箱を引寄せて、一篇の漢詩を白紙に書いて示したの読み方
豊島与志雄 「川端柳」

...人々の前には、茶、菓子、火鉢、、料紙と、それだけが並んでいた...   人々の前には、茶、菓子、火鉢、硯、料紙と、それだけが並んでいたの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...百城が、手を叩こうとするのを「これを――」と、化粧した使い残りの水を、鉢から、指の先で、へ落して「いいえ、妾が――」百城が、墨をとったのを見て、を、自分の方へ引いた...   百城が、手を叩こうとするのを「これを――」と、化粧した使い残りの水を、鉢から、指の先で、硯へ落して「いいえ、妾が――」百城が、墨をとったのを見て、硯を、自分の方へ引いたの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...――商売人は別だぜ」平次は箱(すずりばこ)と巻紙を引寄せました...   ――商売人は別だぜ」平次は硯箱と巻紙を引寄せましたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...(すゞり)には墨を磨(す)つた跡が乾ききらずに殘つてゐるぢやないか」平次はなほも調べを續けましたが...   硯には墨を磨つた跡が乾ききらずに殘つてゐるぢやないか」平次はなほも調べを續けましたがの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...机の引出しや箱の中へ千代紙を敷いて...   机の引出しや硯箱の中へ千代紙を敷いての読み方
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」

...折(をり)ふし々(すゞり/\)と呼(よ)び...   折ふし硯々と呼びの読み方
樋口一葉 「うつせみ」

...(すずり)はいかさまに成(なり)ぬらん...   硯はいかさまに成ぬらんの読み方
樋口一葉 「月の夜」

...何か堪(こら)へん筆へし折りてを投(なげ)つけつ...   何か堪へん筆へし折りて硯を投つけつの読み方
一葉 「暗夜」

...立ったままテーブルの上にあった箱(すずりばこ)を引きよせ...   立ったままテーブルの上にあった硯箱を引きよせの読み方
宮本百合子 「刻々」

...箱(すずりばこ)の蓋(ふた)を取って...   硯箱の蓋を取っての読み方
森鴎外 「あそび」

...かくて間もなく、――六兵衛は長屋の手入れをして急拵えの机から、筆、墨、(すずり)、紙まですっかり揃(そろ)え、近所の子持ちへ触れを廻してすっかり寺小屋を仕立てた...   かくて間もなく、――六兵衛は長屋の手入れをして急拵えの机から、筆、墨、硯、紙まですっかり揃え、近所の子持ちへ触れを廻してすっかり寺小屋を仕立てたの読み方
山本周五郎 「おもかげ抄」

...矢代はむかし幕府の将軍夫人が水を京都から取りよせる話を読んで...   矢代はむかし幕府の将軍夫人が硯水を京都から取りよせる話を読んでの読み方
横光利一 「旅愁」

「硯」の読みかた

「硯」の書き方・書き順

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