例文・使い方一覧でみる「硫」の意味
スポンサーリンク...これらの塩によってトムソン博士は硫化水素の作用によるよりも蒸留水中の少量の鉛の存在を検出することができた... 
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物（1820）」
...そしてワインの中のどの酸もテスト液中の硫黄を沈殿させる効果は無い...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物（1820）」
...南洋産のタピオカ等でありましてこれらの製品を亜硫酸で晒して作られたものが多いのであります...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...頂上近くなれば硫黄粘土と岩石ばかり...
種田山頭火 「旅日記」
...次には Yuwoo, Yuwao, Yufu を取り三つの「硫黄（いおう）」を名とする火山を三つに数えると n = 5 となり...
寺田寅彦 「火山の名について」
...硫黄ヶ島（いおうがしま）を通り...
徳田秋声 「縮図」
...硫酸の匂（にお）いがそばの工場の屋根から息をついて吹き出ていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...また一本のマッチのほかに藁の帯をした束から一枚のつけ木をぬきだしてそのさっとひいた硫黄の色...
中勘助 「島守」
...あの年は、硫黄沢でも、天然の湯壺をいくつか見ながら、時間の都合から、惜しくも見過した...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...それに前と同じように硫黄を注射して見たら...
中谷宇吉郎 「兎の耳」
...即ち硫化水銀を唯焼いただけでは...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...卑怯（ひきょう）な自分は不意に硫酸を浴（あび）せられたようにひりひりとした...
夏目漱石 「行人」
...硫黄澤は大分惡い澤で...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...年中硫黄の出る山を探し歩いて歸つて來ない祖父の留守を...
長谷川時雨 「日本橋あたり」
...此お花畑は硫黄山麓十五六萬アールに亙つてゐる...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...等々は火と硫黄（いわう）の燃ゆる池にてその報（むく）ひを受くべし是第二の死なり...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...手製の電池に残っている硫酸を注意深く塗附けて出来るだけ自然に近い状態に腐蝕させ...
夢野久作 「巡査辞職」
...硫黄焔硝（いおうえんしょう）をつつみ...
吉川英治 「三国志」
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