...彼女の歌は途中から破調になってしまった...
...彼はその場の雰囲気に緊張して、破調になってしまった...
...組み立てに失敗して、机の引き出しは破調になった...
...トップのプレイヤーが故障で破調するとチームの勝利は難しいだろう...
...演奏中に一瞬だけ破調したが、その後すぐに戻した...
...破調をなして旋回するのだ...
大手拓次 「「香水の表情」に就いて」
...蒼白い髪の長い顔をして破調の詩に頭を痛めていた彼...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...絶奇造化思紛々(絶奇なり造化、思ひ紛々)位置如棋島嶼分(位置は棋の如く島嶼分る)最是風光難画処(最もこれ風光の画き難き処)落霞紅抹万松裙(落霞紅に抹(は)く万松の裙(もすそ))それから白雲が随って画けば、玉蕉が随って賛をする――二人が詩興画趣のうちに全く陶酔して行くのはやむを得ないことですが、オイセとチョウセオイセとチョウセオイセとチョウセ清澄の茂太郎が、けたたましい声を上げて突如として舟べりをゆすりはじめたのは、風景の美に打たれての感興か、それとも、美人と画家とが、自分たちだけ詩興画趣に陶酔していて、我々に頓着しないのに、いささかの嫉妬と退屈とを感じ出したのか、とにかく、茂太郎の破調が、ちょっと船の中を驚かせました...
中里介山 「大菩薩峠」
...八六等の破調を加え...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...美において動きと対照と破調と統一とを理解している心情が...
宮本百合子 「幸福の感覚」
...急調になり破調に変ってくるかと思うと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...『みなかみ』が出ると世間で例の破調問題が八釜敷くなり...
若山牧水 「樹木とその葉」
...大胆に破調を加えたあの力強い統一は...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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