...アカダは毒消しの薬である...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...越後からやつて来た毒消し売りの少女たちが入ることになり...
武田麟太郎 「日本三文オペラ」
...こそばゆい毒消しだ...
太宰治 「逆行」
...こそばゆい毒消しだ...
太宰治 「逆行」
...いささか毒消しの意義あれかし...
太宰治 「道化の華」
...毒消しになりますさかい...
中里介山 「大菩薩峠」
...草鞋を穿いて紺の大風呂敷に葛籠を背負つて皆一樣に菅の爪折笠を冠つて毒消しといふ藥を賣つて歩く...
長塚節 「彌彦山」
...彼等の殆んどすべては謠が上手であるので要りもせぬ毒消しを買うて米山甚句を唄はしたと自慢するものがある位である...
長塚節 「彌彦山」
...毒のあるものでも食った時には泥を食うと毒消しになる位だ...
三好十郎 「樹氷」
...そうかと思うと松茸(まつだけ)や初茸(はつだけ)を煮る時毒消しだといって必ず茄子を一つ入れるかあるいは丸茄子がなければ蔕(へた)だけでも入れるのはどういう訳だろう」中川「日本茄子の事はまだ学術的に研究した報告がないので精密に分らんけれども...
村井弦斎 「食道楽」
...その茄子を菌類(きのこるい)の毒消しというのもその興奮性のためで...
村井弦斎 「食道楽」
...豆腐の蛋白質(たんぱくしつ)が茸類(たけるい)の毒性を吸収して毒消しになります...
村井弦斎 「食道楽」
...お豆腐の蛋白質(たんぱくしつ)が松茸の毒性を吸収して毒消しになります...
村井弦斎 「食道楽」
...体内に自分の毒に抵抗する一種の毒消しを持っている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...毒消し薬などを忘れるなとか...
山本周五郎 「柳橋物語」
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