...しかし最終的には破壊的な効果を示すであろう...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...はら/\して居る中に、その場合々々に応じて、一番危険な、一番破壊的な、一番馬鹿らしい仕打ちを夢中でして退(の)けて、後になつてから本当に臍(ほぞ)を噛みたいやうなたまらない後悔に襲はれるのだ...
有島武郎 「An Incident」
...破壊的なり...
太宰治 「パウロの混乱」
...尤もここで「野獣の群」というのは破壊的な乱暴者でもなければ...
寺田寅彦 「二科展院展急行瞥見記」
...メンシェヴィキの党清算主義者に対して破壊的な演説を敢行したことは...
戸坂潤 「辞典」
...あらゆる破壊的な情熱にたいして城壁を築いてくれた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...要するに厭世的なるかかる詭弁的(きべんてき)精神の傾向は破壊的なるロマンチズムの主張から生じた一種の病弊である事は...
永井荷風 「妾宅」
...乱暴な破壊的な方法を選んだのだね...
永井隆 「この子を残して」
...少し破壊的な考えの持主だった...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...「……破壊的な狼の血が...
R. マッケナ R. McKenna The Creative CAT 訳 「愛と月の犬」
...あなた方の破壊的な狼の血から我が国の犬種を守る隔離政策を直ちに立ち上げますからね!」ポーラとモニカは立ち上がり...
R. マッケナ R. McKenna The Creative CAT 訳 「愛と月の犬」
...破壊的な戦争が引続いて頻々と起ったことは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...破壊的な敵の不断の侵入に曝されていて...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...これに次いでは飢饉及び破壊的な疾病が挙げられ得よう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そこからしてひとはマルクス主義がこれまでの一切の学問の破壊的なる力であると結論する...
三木清 「科学批判の課題」
...ついに描かれない絵――したがって誰の目にも見えない絵――だけがホントの絵だという自己破壊的な結論に到達するに及んで私の遍歴は終りました...
三好十郎 「絵画について」
...怖ろしく一面に破壊的な...
吉川英治 「新書太閤記」
...都入りをした折の――破壊的な暴威だの...
吉川英治 「新書太閤記」
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