...道路に砕片が散らばっているので、車を運転する時は注意が必要です...
...作業中に砕片が目に入ってしまい、痛かったです...
...ガラスが砕けて小さな砕片が散らばってしまったので、掃除するのに時間がかかりました...
...破れたビニール袋を砕片にして捨てると、燃えやすくなります...
...電子機器を分解すると、小さな砕片がたくさん出てきます...
...硝子(ガラス)の砕片がバラバラと墜ちてきた...
海野十三 「恐怖の口笛」
...散乱した硝子(ガラス)の砕片(さいへん)を平気で踏んで...
海野十三 「大使館の始末機関」
...生煮えの薯の砕片位のものかも知れないよ...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...北洋で見うけた、氷の砕片や、寒流特有の海の色は、いつか消えて、暖かい風が甲板を吹いていたが、このごろでは、むしろ、熱風が肌に感じられるようになり、椰子(やし)の実が、ひょうひょうと波にうかんでいるのを見うける...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...すなわちこの鉱石の砕片をラジウムと一緒に一ケ月も管に入れておけば...
寺田寅彦 「話の種」
...それよりも小さい砕片(かけ)を潜(くぐ)らせるのや...
徳田秋声 「挿話」
...人間が一片の砕片となって...
中井正一 「美学入門」
...戦争の済んだ後で彼の旗艦に命中した破裂弾の砕片(かけ)を見て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...その船舶の砕片は始めて海面に投げ出ださるゝならん...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...そのほか家具の砕片や...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...あるひは私の拾ひ得たものは瓦と石の砕片(かけら)で...
室生犀星 「忘春詩集」
...垣のうちに子守唄やさしく小路の日だまりに支那人のかがみて陶器に金焼を入れ砕片(かけら)をつげるある...
室生犀星 「忘春詩集」
...砕片で目にもとまらない物まで眼鏡をかけて...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...砕片の光は畳の目にあってそれをたしかに指先に拾ったはずなのに...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...半之助は黙って、しかしけんめいに、彼女の抵抗を抑え、なかば夢中で、がらがらと崩れる、岩の砕片の山を、穴の上のほうへと登りだした...
山本周五郎 「山彦乙女」
...いずれも壊れた砕片だ...
横光利一 「欧洲紀行」
...寸断された心の砕片を手に受けて...
横光利一 「夜の靴」
...十四五歳の支那女工等が砕片となつた硝子を撰り分けてゐる所がある...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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